あらすじ偶然訪れたその場所には拝んではいけないお地蔵さまがいた――一年で3日だけ私に自由をくれる夫。その3日間は一人旅を楽しむのが私と結婚の約束だった。今回も足の向くまま、気の向くまま……道中でみつけたお地蔵さまをカメラで撮っていると「拝んではだめよ! みゆきがそう言っているから!」と一人の少女が話しかけてきた。そうそれが恐るべき恐怖体験の始まり……お地蔵さまにまつわる言い伝え、そして20年前に行方不明となったお地蔵さまと同じ名前の女教師、すべての事柄がひとつにつながるとき真相が明らかとなる…