あらすじ養う親も家も失って、上野の地下道に住みついた戦争孤児たちが、近づく冬に怯えて顔を曇らせていた昭和20年。どんな善良な国民もヤミ市という法律違反なしには生きてはいけなかった。政府の配給政策に従い一切のヤミ食糧を口にしなければ命を失う時代だったのだ。そんな時代のまっ只中、懸命に働く彼ら戦争孤児8人の元に家を建てる木材が届くのだったが…!? 疾風怒濤の戦後を描いた感動の大河ロマン、ついに完結!