あらすじ

始まりは小さな不満。彼のことが大好きで、一緒に居られるだけで良いと思っていた。最初の内は…。だけど付き合って一年半、Hしたのはたったの二回。満たされない性欲は膨らんで…この一回、最初で最後のつもりで行ったセフレクラブで気付かされた。私は身体が満たされたかった! だけど…。
セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 1巻

加賀悠宇、大学生、童貞。女を知り童貞を卒業して人生を変える為、今日ここ(風俗街)に来た。が、しかし。ビビって入れない…。その様子を向かいのビルの窓から見ている人影が…。その手に持つスマホには謎のグループ『sfr9』の表示…。そして…。別の場所、朝の通勤電車。中山トモコ、OL、処女ではない。彼女もまた、誰にも言えない悩みを抱えていた。学生の頃のように、チカンされたい、触られたい…。この一見なんの接点もない二人の男女を、謎のイケメン集団『sfr9』のメンバー達が引き合わせる。その男達は女の敵か味方か、加賀悠宇は童貞を捨てることができるのか、中山トモコは願望を果たすことができるのか?

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 2巻

ちょっと前の加賀。「オレの方が絶対イケメンなのに、オレより不細工でデブでちびなあいつらが…何で女とセックスしてるんだ―――!!!」…と、思っていた。今、現在この瞬間。人妻が加賀の上に乗り、腰を降っている。これがセックスなのか? やばい…天国……。「私にチカンして下さい」そう、初対面の男に告げた中山。私何言ってるんだろう…頭ではそう思っていても、思いが溢れて止められない。「私の願望を満たして下さい…」見知らぬ男はクスッと笑って名刺をくれた。「まずは、ここにアクセスして。気持ちが変わらなかったら連絡して」名刺には『sfr9▼』の文字。『sfr9▼』?

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 3巻

セフレ倶楽部のルールその1。セフレ倶楽部について口にしてはならない。セフレ倶楽部のルールその2。絶対にセフレ倶楽部について口にしてはならない。加賀の通う大学。教室で授業を受けている加賀。昨日のセックスセラピーは強烈だった。同じ年代の女性、細身で長い綺麗な髪を振り乱し、代わる代わる男性セラピストに求めて抱かれ、最後は失神…。ふと前方に目をやる。昨日と同じ位の髪が長く、綺麗な女性。あんな感じの髪の色で、あんな感じの…。…あ…れ…? 同じ人…? 同じ大学の娘!?

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 4巻

5つ全てのルールを破ってしまった。そんな自分に落ち込む加賀。この事をまだセフレ倶楽部の人達に言えていない。“ブブブブブ”突然の着信音にビビる。マサさん…!? と、思ったら野間だった。「近くに来てる」あれ以来、加賀と野間はずっと関係を持っている。でも…じゃあ…野間と付き合っているのか? 野間の事が好きなのか? と訊かれると…

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 5巻

始まりは小さな不満。彼のことが大好きで、一緒に居られるだけで良いと思っていた。最初の内は…。だけど付き合って一年半、Hしたのはたったの二回。満たされない性欲は膨らんで…この一回、最初で最後のつもりで行ったセフレクラブで気付かされた。私は身体が満たされたかった! だけど…。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 6巻

通勤時間、キレイ系のOLスーツ女子に傘を剣のように向けられるマサ。「私はあなたのおもちゃじゃない!! もう私の目の前に現れないで!」そう言い放ち、キレイ系OLはマサをブン殴って去って行った……。飲み会の席、定番の3人ニシ、マサ、ノジマ。今日の別れ話の状況を2人に話すマサ。今回の彼女も3ヶ月保たなかった。原因はマサが変態だから。話を聞いていたニシが言う。「実は、ちょっと考えているプランがあって……」

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 7巻

新築一戸建てのリビングでコーヒーを淹れるニシ。コーヒーかすを捨てる際、見慣れないゴミを見つける。妻が朝帰りしてくる。ハグして朝食。朝食を食べながら、妻は今まで彼氏といたこと、どんなセックスをしたか話す。「あんまり良くなかったわ。関係は続かないわね」「あなたの今の彼女の話も聞かせて?」二人はそんな夫婦。ちゃんと愛し合っている。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 8巻

「私、ドMなんですよ」飲み会でそんな事を言ってくる女に真のドMはいない。自分を大切にする方法、もしくは恋愛の仕方を知らないだけ。どうやったら構ってもらえるかが解らないか、尽くして我慢した自分に酔った恋をしている。真のドMというのは…

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 9巻

そのメールの依頼内容は『イク時に首を掴まれていたい』という物だった。マサとニシはノジマ向きの案件だと任せたが、後日…「アイツはヤバイ。今度から引き受けないでくれ」ノジマがそんな事を言うのは初めてだった。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 10巻

ノジマは以前から何人かM嬢を飼っていた。だけどそれは一生続く物じゃない。将来結婚してやれる訳でなし、M嬢にはM嬢の先の人生があるので、皆、良き所で手放していた。だけど…もし、この女を飼う羽目になったら、こいつのことは多分一生切れなくなる。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 11巻

ストーカー女は半年かけて華道の腕を磨き、ノジマの婚約者と仲良くなって再び現れた。そしてノジマの助手見習いという立場を手に入れ、公認のストーカーに。ノジマは様々な嫌がらせを彼女に試す。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 12巻

よしのに見せつける様に婚約者を抱くノジマ。だがよしのはへこたれない。そこでノジマはよしのの前で婚約者との結婚を発表する。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 13巻

目が覚めると隣で池谷が寝ていた。まさか元生徒に手を……!? 池谷は泣き出し、「先生のバカ!」と叫んで出て行ってしまったが…。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 14巻

「セフレが何人かいる」衝撃だったけど、マサ先生と繋がれるなら…。彼女になれなくても、体だけでもマサ先生と繋がりたい!マサに想いを寄せる池谷の行動はエスカレートし…。

セフレ倶楽部~普通のセックスじゃ愛を感じられない僕ら~ 15巻

「先生のバカッ!」…と言って去ってから池谷とはあれっきり。ネットでは新人女優の過激なドラマが話題。自分も観てみようとしたマサは、そこに映っていた女優に驚愕する!普通のセックスでは愛を感じられない男女は探し求める愛に辿り着く事が出来るのか!? 『セフレ倶楽部』遂に完結!