あらすじ

天竺を目指し、旅を続ける三蔵法師(さんぞうほうし)たち。ところが乗り込んだ船がたどり着いたのは日本だった! お殿様に妖怪退治を頼まれたことから、鬼ガ島の一角鬼から桃太郎(ももたろう)まで入り乱れた大騒ぎに巻き込まれた一行の運命は? 手塚治虫版西遊記、第2巻! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT14~16『ぼくの孫悟空』第3~5巻収録 <初出掲載>1952年2月号~1959年3月号 漫画王連載
ぼくの孫悟空 【手塚治虫文庫全集】(1)

二千年もの昔、中国奥地にある華果山の大岩から生まれた金色に輝くサル。仙人に弟子入りし修行を積み、不思議な術を身につけたサルは「孫悟空(そんごくう)」の名を与えられた。はるばる天竺までお経を取りに行く三蔵法師(さんぞうほうし)を助け、襲いかかる妖怪どもを相手に、仲間の八戒(はっかい)、沙悟浄(さごじょう)たちと大暴れ! 痛快極まる手塚治虫版西遊記! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT12~14『ぼくの孫悟空』第1~3巻収録 <初出掲載>1952年2月号~1959年3月号 漫画王連載

ぼくの孫悟空 【手塚治虫文庫全集】(2)

天竺を目指し、旅を続ける三蔵法師(さんぞうほうし)たち。ところが乗り込んだ船がたどり着いたのは日本だった! お殿様に妖怪退治を頼まれたことから、鬼ガ島の一角鬼から桃太郎(ももたろう)まで入り乱れた大騒ぎに巻き込まれた一行の運命は? 手塚治虫版西遊記、第2巻! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT14~16『ぼくの孫悟空』第3~5巻収録 <初出掲載>1952年2月号~1959年3月号 漫画王連載

ぼくの孫悟空 【手塚治虫文庫全集】(3)

三蔵法師(さんぞうほうし)たちの長い旅に、ついに終わりが訪れる。襲いかかる妖怪どもを退け、お釈迦さまの待つ天竺へたどり着いた一行。はたして三蔵法師は無事お経を持ち帰れるのか? そして孫悟空(そんごくう)は念願の人間になれるのか? 手塚治虫版西遊記、これにて完結! 少女誌に連載された外伝的作品『リンリンちゃん』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ぼくの孫悟空』(手塚治虫漫画全集MT17~19『ぼくの孫悟空』第6~8巻収録)/『リンリンちゃん』(手塚治虫漫画全集MT19『ぼくの孫悟空』第8巻収録) <初出掲載>『ぼくの孫悟空』 1952年2月号~1959年3月号 漫画王連載/『リンリンちゃん』 1960年3月号~9月号 ひとみ連載

ぼくの孫悟空

ブラック・ジャック創作秘話でおなじみの代表作!

ぼくの孫悟空 手塚治虫
酒チャビン
酒チャビン

1952年〜1959年に漫画王で連載された作品です。 足掛け8年にもわたって連載された大長寿マンガですが、雑誌掲載時は1回5ページ程度だったとのことで、文庫版にして3巻、1200ページ程度にまとまっています。 手塚先生のアニメ好きは有名ですが、若かりし頃に中国作品の「鉄扇公主」に夢中になっていて、その影響が出ているようです(鉄扇公主みてないのでわかりませんでした。) 当時はかなり人気だったようで、おそらく当時最先端をいくマンガだったことは想像に難くないのですが、さすがに今読むと、読みにくい、わかりにくい部分が目立ってしまいます。 あくまで個人的な感想なのですが、起伏がなく、先が気にならない感じがしました。 ただ、見所だったのが、やはり8年連載を続けているので、後半に行くに従って、かなり読みやすさがアップしていっています。現代のマンガ家さんでも、連載を続けていくに従って実力をアップさせていく例はよくありますが、手塚先生のそれは、マンガ表現の発展をなぞることそのものなので、そういった面ではものすごく興味深かったです。