あらすじ原案協力は、大手百貨店の苦情処理を長年担当してきた「苦情・クレーム対応アドバイザー」の関根眞一。クレーマーを「やっかいな客」として扱わず、クレームの裏に隠された“真相”を見抜くことで、苦情大国ニッポンの本当の姿が見えてくる。怒られっぱなしの全社会人必読! 一億総クレーマー時代にお届けする痛快リアルクレームエンターテイメント!
「お客様に勝ったら負け、負けても負け」なクレーム対応。最後に「またのご来店をお待ちしております」と言えるようになったら解決だそうです。お客様の言い分を鵜呑みにする訳にもいかないし、落としどころが本当に難しい…!しかも店側に非がないことでも怒られるのでしんどいですよね。 例えばこんな事例がありました。百貨店で贈答用にお菓子を購入したが相手方に届けるまでに日にちが経ってしまい、もらった人が食べようとした時には賞味期限が切れてしまっていた。これによりお菓子をもらった側から外箱に賞味期限のシールが貼ってなかったとのクレームが。まさかのそっちから?!と驚きがありますが、ものすごく正義感の強い人だったんです…。結構な騒動に発展しますが最終的には全員が笑顔で解決していて、読んでいて勉強になる部分があると思いました。クレーム対応するお客様相談室のメンバーも個性派揃いで面白かったです。