あらすじ病院の事務員として働く時野ゆかりは、幼いころから死者を視ることができた。同じく、死者の声を聴き、動植物とも会話ができる松実優作。遺してきた家族、伝えたかった言葉、さまざまな未練を持ち、彷徨う死者たちを導いてきたふたり。そのさきにあるものは――