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目が覚めると豪華客船の上にいた美羽。周りには自分と同じく、カゴに入れられて怯える女性たち。そしてそれを、カメラを手にいやらしい目で眺める男たちが取り囲む。…そこは特別なAV撮影ツアー船だった！ AVに出演し、1週間後に発表されるグランプリに受賞すれば船を下りられるが、受賞できなければいつまでもAVを撮られ続けるしかないという…。そして美羽の目の前には、複数の男達が欲望のままに少女たちを抱き撮影する異常な光景が広がる。強制的に深く突き上げられる女の子の姿に怯える間もなく、美羽も男達に捕まってしまい――!?
AV撮影ツアーに陥れられた美羽を、村上と名乗る男がかばう。他の男に美羽のAVを撮らせないため、彼は自分たちでAVを撮っているフリをしようと提案する。「こんなところに、頼りになる人が…」二人は学生服デート撮影で周りの目を欺くことに。優しい彼への想いも次第に高まっていく美羽。ところが、隙を狙って男たちが美羽を取り囲み「キミみたいなS心をくすぐる子は、恋人ものよりレ●プものの方が似合うよ」と襲い始める。「邪魔な布は切っちまおうぜ」男たちにハサミで下着を切断され、胸も下も露わにさせられた美羽を、ビデオカメラが接写
AVツアーの運営者たちから身を挺して美羽を救った涼太。一晩だけ、AV撮影のためにと二人きりの時間が与えられるが…。翌日、運営の男は「この砂時計が落ちきるまでに5回以上イかされたら貴方の負け、4回までなら貴方の勝ちです」と言って、涼太と美羽の解放を交換条件に、AVへの出演を要求する。誘いに乗った美羽を待ち構えていたのは、3人のプロAV男優たちだった。優れたテクニックで身体中を同時に刺激され、何度もイって濡れてしまう美羽に、「早く挿れてほしくてたまらないんだろ？」と男優が迫る――。
ツアーを運営している伊吹に囚われてしまった美羽。さらに、今まで信じていた涼太と伊吹の関係も知ってしまい、彼も始めからグルだったのか、もうひとりぼっちのまま伊吹の言いなりになるしかないのかと、悲嘆に暮れる。伊吹には口での奉仕を命じられ、「全部飲めよ」と無理矢理奥まで押し込まれて、気持ち悪い感触が喉を降りていく。さらに、伊吹は美羽に新たなAVへの出演を命じ、プールへと連れていく――。
伊吹に抱かれた美羽、他の女を抱いた涼太、通じ合っていたはずの二人は、いつの間にかすれ違ってしまっていた。伊吹の「彼女」として涼太に紹介された美羽は、悔しい思いを抱えながらも次のAVへ出演させられることに。…全裸で横たわる美羽に、男優がスイーツを盛りつけていく。「この蜂蜜と美羽ちゃんの蜜を混ぜ合わせて、泡立ててみるよ？」とナカを掻き回され、漏れ出た液を舐めとるように口で吸われ、快感に乱れていく美羽。しかし涼太は、ただ黙って見ているだけで――。
伊吹にAV撮影を見せつける美羽と涼太だったが、その内容は伊吹の過去に触れるものだった。不審と嫌悪を感じつつも、伊吹は二人の演技に見入っていく。そんな中、台本になかった王様ゲームがスタートし、美羽は男優にしつこく愛撫されてしまう。「濡れてきてるし、挿れてもいいよな?」過激に弄られていく美羽を見かねた涼太は助けようとするが、「エロくするって約束だったろ?」と男たちに押し止められる。そんな涼太の目の前で、美羽のナカへと男優のモノが侵入していく――。
延長ツアーの「鬼ごっこ」で見知らぬ男たちに捕まってしまった美羽は、ルール通り強制的にAV撮影に出演させられてしまう。「挿れるよ、義姉さん…」「いや…いやあああっ!!」男優はためらいなく挿入し、何度もイかされる美羽。さらに別のグループにも取り押さえられ、「私もうさっき撮影されたんです!」「そんなの俺たちには関係ない。逃げきれなかったお前が悪いんだ」有無を言わせず『二本同時挿入』を決行される…。そんな中、男たちが「涼太も伊吹もいなくなった」と話しているのを聞いた美羽は――。
涼太と再会できた感動に浸る間もなく、須藤たちの目の前で涼太とセックスするよう命じられた美羽。『船を二人で無事に降りられたら――』という“二人の初めて“の約束を、須藤は残酷に毀ちていく。男たちに行為を見られる恥ずかしさに動きの鈍る美羽だったが、「そんな動きじゃイケないだろ」と男たちに身体を掴まれ、涼太のモノが挿入ったまま激しく揺さぶられ絶頂してしまう。そして再び涼太と離れ離れにさせられた美羽を、新たな試練《四十八手カタログ撮影》が待ち受けるのだった――。
混乱に乗じて《四十八手カタログ撮影》から逃れ、涼太と再会した美羽だったが、美羽の代わりに女の子が捕らえられ、カタログ撮影の餌食になってしまう。「もう無理よ! 少し休ませて!」涙まじりの懇願も虚しく、須藤は女の子と男優に次の体位を命令する。自分の代理として無関係な女の子が犯される状況に耐えかねた美羽は、涼太の制止を振りきって再び壇上へと向かう。それは全て須藤の思惑通りだった…。「まずは全裸になってもらおうか」と須藤は美羽の服を引き裂き、肢体を露わにしていく。ちょうどその時、けたたましい轟音が船の上空に響き、
今までのツアーが終わったとたん、さらに過激な新ツアーに参加させられることになった美羽。そこでの新ルールは、涼太と伊吹それぞれと絡み、視聴者アンケートの票数が多い方と撮影を続けるというもの。涼太と伊吹に前後から責められて、美羽はかつてないほど感じてしまう。さらに続く撮影…。涼太に抱かれながら「お願い涼太さんを選んで…!」と願う美羽に、予想だにしない結果が――。
視聴者投票の結果、涼太と伊吹との三角関係のストーリーを演じることになった美羽。無人島で媚薬を仕込まれた林檎を食べてしまい火照ったカラダを鎮めるために、美羽は激しく涼太を求める。彼の愛撫と突き上げに何度も何度もイカされ、さらにそのまま伊吹との撮影へ…。そこで伊吹が用意していたあるアイテム、それはとんでもないもので――。
予想外のアイテムで激しくイかされてしまった美羽。撮影とはいえ、そのあまりに乱れた様子に涼太は美羽の心に少し疑いを持ち始める。そしてドラマは目隠しをした美羽をより気持ちよくさせた相手を選ぶという展開に…。口もアソコも二人の舌にふさがれて喘ぐ美羽は、より愛情を感じた最初にキスをしてきた相手こそ、涼太に違いないと選ぶが――。
涼太と伊吹二人の愛撫に今までとは違う感覚を抱き始めた美羽。ドラマもその心を見透かすかのように、伊吹を好きになる展開へと進んでいく…。ドラマの中の「伊吹を好きな美羽」を完全に否定できない美羽は「涼太への想い」にすがろうとするが、イク寸前で徹底的に焦らしてくる伊吹の愛撫に、理性が飛ぶほど感じさせられてしまう。そしてついにその口からこぼれた言葉とは――。
伊吹とのセックスに心もカラダも掻き乱されたままドラマは最終回を迎えた。撮影から解放された美羽は、素の自分のまま涼太に抱かれるが、その最中も伊吹のことを思い出してしまう…。そしていよいよ視聴者アンケートによる結果発表が行われる最終日。「優勝すれば船を降りられる」祈るような気持ちで発表を待つ美羽たちに、衝撃の結果が――。
美羽と涼太のために借金を背負った伊吹を救うべく、ふたりはスタッフとして船に乗り込んだ。そして再びAV撮影ツアーが始まる…。強制参加の女性達の怯える姿にトラウマを刺激される美羽。その最初の仕事は、バニーガールの衣装でコンパニオンを務めることだった…。美羽の体に男たちの視線がいやらしく絡みつくなか、一人の碧眼の男が「今回はAV女優として参加しないのか」と美羽に問いかけ――。
賭けに勝つごとに借金が100万円減る――AV船上ツアーを取り仕切る「会長」とそんな勝負をすることになった美羽。次の勝負はAV出演、しかも会長の美人秘書と涼太がカップルで登場する設定で…!? 「いっぱい練習しましたから」という意味ありげな秘書の言葉通り、涼太と愛し合うかのようなセックスを見せつけられる美羽は――。
「撮影で挿入されなければ勝ち」そんな会長との勝負で、涼太に挿入されてしまった美羽。守ってくれると信じていた相手の突然の行為にショックを受ける美羽を、伊吹は優しく抱きしめ、キスをするのだった…。そして三人の想いが交錯する中、美羽は自ら会長に最後の賭けを申し出る。その内容とは…!? 船上ツアーそして三角関係の結末は――!? いよいよクライマックス！ 最終巻!!
