あらすじ

「イイコにしてろよ。茶道会の貴公子さまのこんな姿、誰にも知られたくないだろう?」義兄から受ける折檻に耐えながら、彼が待ち望むのは――…。商店街の一角、駄菓子屋『横市商店』を営んでいる悟郎のもとに、着物を着た美しい青年がやってくる。不思議な雰囲気に惹かれた悟郎は、しばし談笑を楽しんでいたが、青年の義理の兄という男がやってきて……。世話焼き男子×傷を抱える青年のセンシティブストーリー!
高嶺のオトコは他人(ヒト)のもの1

「イイコにしてろよ。茶道会の貴公子さまのこんな姿、誰にも知られたくないだろう?」義兄から受ける折檻に耐えながら、彼が待ち望むのは――…。商店街の一角、駄菓子屋『横市商店』を営んでいる悟郎のもとに、着物を着た美しい青年がやってくる。不思議な雰囲気に惹かれた悟郎は、しばし談笑を楽しんでいたが、青年の義理の兄という男がやってきて……。世話焼き男子×傷を抱える青年のセンシティブストーリー!

高嶺のオトコは他人(ヒト)のもの2

「君には今から、穂高を抱いてもらう」招待された茶会で、悟郎を待っていたのは……。――『茶道界の貴公子』ともてはやされる茶道家の美青年・穂高と知り合った駄菓子屋の悟郎。生きる世界が全然違う、高嶺の花のような存在なのに、少し天然で無邪気に笑う穂高に、悟郎はだんだんと惹かれ始めていた。そんなある日、穂高の義兄が駄菓子屋にやってくる。彼は、悟郎を穂高の茶会に招待すると言ってきて……?

高嶺のオトコは他人(ヒト)のもの3

「はやくしろ、やっちまえ!」…茶会の席に呼ばれた悟郎が見たのは、男たちに囲まれながら、和室の真ん中で淫らな姿で倒れている穂高の姿。下卑た笑みで客たちは、我を失っている穂高を観察している……。言葉をなくす悟郎に、穂高の義兄は「早く抱いちまえ」と笑う。穂高を組み敷いた悟郎がでた行動は――…。

高嶺のオトコは他人(ヒト)のもの4

「君の店、潰させてもらうよ」悟郎の駄菓子屋に、危機が…!?穂高の兄の茶会から、穂高を助け出した悟郎は、そのまま彼を家に泊めることに。穂高の寝顔にムラムラする悟郎だったが、そんなときある客人が訪れる。怪しい外国人の男は、悟郎の店を潰すと言い出し、了承するまで穂高を人質にすると言い出して――!?無理やり連れていかれる穂高に、悟郎は――。