あらすじ弟のように思っていた光太と、長い年月を経て付き合い始めた真人。覚悟を決めて向かい合っているが、胸に溜まっていくのは…誰にも話せない重い感情だった。そんな真人に気づき、光太は問う。「俺の好きなとこ、言ってよ」大人になった光太のまっすぐな眼差しに真人は…。[相生結び]の二人のその後、真人の過去が描き下ろしも加えてたっぷり描かれた中編集。心にしみる、とっておきの恋の続きどうぞご賞味ください。
光太はあんな子供の頃から真人のこと好きだったんだなぁ。 光太にはマイノリティ側よりも世間一般的な家族作って幸せになって欲しいという真人の気持ちは理解できるけど、光太の片思いが報われて良かった。 有匡さんの内部告発やら転職やらの辺りは色々ボカしていてよく分からなかった。 *続 有匡さんは真人父のことが好きだった? それとも単なる尊敬? でも亡くなった時に真人のことが一瞬でも対象として頭をよぎったってことか。 そして前巻で両思いだと思ったのが実は完全な両思いではなかった、と。 光太が髪切って大人の片鱗が見えるようになったことで気持ちが家族愛から変化したってこと? 「続」なのでもう少し幸せな両思いが読みたかったかな。