あらすじ

昇の片目がある日突然開かなくなってしまう。原因不明の症状に、心配した勇気は自分の趣味も兼ねて昇を焼き物教室へと誘う。教室では急用ができた陶芸家の大澤の代わりに講師役を買って出て、女性の生徒たちに相変わらずのフェミニストぶりを発揮する勇気。陶芸の癒しどころか、昇の機嫌は徐々に悪くなっていくのだが、そんな憂さも吹き飛ばすような騒動に巻き込まれて……。同居一周年のエピソードも収録した、待望の真夜中を駆けぬけるシリーズ第3弾。
真夜中を駆けぬける(1)

新進気鋭の画家・日比谷勇気と雑誌編集者・土谷昇は二度目の恋の真っ最中。ところが仕事相手に嫉妬してみたり同居を申し出たりするわりに筋金入りの浮気癖を持つ勇気に、昇は同じ思いを何度もしながら勇気の元を離れられない自分の気持ちを認め、昔と違うつかず離れずの関係を築いている。いわれのない妬みや贋作騒動etc……事件?と痴話ゲンカがたえない二人がくりひろげる、丁々発止のラブコメディ!

千の花 真夜中を駆けぬける(2)

気鋭の芸術家、勇気と編集者の昇の恋愛は安定期に。ところがなんの前ぶれもなく昇が勇気の知らない誰かと結婚する準備を進めていることがわかり……。コミックシャレード掲載分3本を収録した、待望のシリーズ第2弾。書き下ろしは結婚式会場での二人のその後。

美しく燃える森 真夜中を駆けぬける(3)

昇の片目がある日突然開かなくなってしまう。原因不明の症状に、心配した勇気は自分の趣味も兼ねて昇を焼き物教室へと誘う。教室では急用ができた陶芸家の大澤の代わりに講師役を買って出て、女性の生徒たちに相変わらずのフェミニストぶりを発揮する勇気。陶芸の癒しどころか、昇の機嫌は徐々に悪くなっていくのだが、そんな憂さも吹き飛ばすような騒動に巻き込まれて……。同居一周年のエピソードも収録した、待望の真夜中を駆けぬけるシリーズ第3弾。