名探偵シャーロック・ホームズのもとに押しかけ相棒を自称したのは――恐竜の骨!? 苦労性のシャロと前向きな恐竜の骨ワトソン（!?）の凸凹コンビが織りなす、痛快謎解きコメディ☆

少女は夢を見ていた。それはよく見る夢で、恐竜のいる公園を抜けると商店街が続き、その先にはまだ行ったことがなかった。しかしこの日は好奇心に負けて先へと進むが、何かが自分の中で、行ってはいけないと警告していて…。（赤い壁）／500年前の氷づけの人間や遺品などが展示されている博物館で、少年はとある湯呑みを目にする。しかしそれを見た瞬間、これは間違いなく自分が使っていた湯呑みだという、直感にも似た確信が…!?（メッセージ）／など、ミステリアスな全８作品を収録した、珠玉のSF短編集！

14歳の木賊彦の叔母・姫香が勤める恐竜研究所は、化石ではなく生きた恐竜を蘇らせることに成功。だがある時、モンタナで白亜紀の地層から現代人のものである人骨を発掘した姫香は、現代で恐竜が生まれると、代わりに現代に生まれてくるはずであった人間が、白亜紀に生まれているのではないかと推測する。双子として生まれるはずだった彦の兄弟も、実は白亜紀で生きているのでは…？そんな思いが彦の頭をよぎるが、事態は思わぬ展開を見せ!?

24世紀のN.Y.の住人、お人好しロボット・ジャックと相棒の万能ロボット・エレナ。探偵を営む彼らはある依頼を受け、恐竜が棲息する惑星“竜星王(セレツネワ)”へ旅立った――。