かつて、不吉な予言のせいで男の子として育てられていたエスターだったが、予言の凶事を乗り越えた15歳を機に、徐々にノーランド王国の王女・エストリルディスとして振舞うようになる。剣術指南役のソールと魔法使いのテュールは、そんな彼女を護衛する重要な役割を担っている。だがある日、エスターが北の「禁断の森」に向かったという話を聞き、二人は森に向かうが、森の手前でエスターの馬を見つける。しかし彼女の姿が見えず…。エスターは何処に行ってしまったのだろうか…?(エスター)他、『白銀の魔狼』に登場したキャラクターにスポットを当てた短編3編と、ソールとテュールの出会いを描いた『騎士と魔術師』も収録!