あらすじずっと、おそろいの夢を見ていられたらよかったね 学校にうまくなじめない芙由と吸血鬼なのに血を受け付けない体質の田村。すこしずつ世界からはみ出してしまったふたりは小さな部屋で寄り添い合い、日々をこなしていた。そこは窮屈な日常の中で唯一安心できる場所。逃げ込むたび田村は芙由を肯定してくれた。 しかし、そんな時間は突然終わりを告げて… 表題作ほか描き下ろしを含む4編を収録。 きっと心に残り続ける、切なく愛しい物語たち。続きを読む