音楽業界の頂点にいるミュージシャン・紫織(しおる)。彼の後を追う新進気鋭のバンド「ガルシア」は、メディアからバッシングを受け動揺してしまった。紫織の娘・李奈は何とかして救ってやってほしいと訴えるが、父親はプロとして厳しい批評を述べるのみ。うまくいっていた父娘関係は破綻してしまうのか!?さらに『怒涛の最強戦士睡魔くん』でお馴染みのエキセントリックな宇宙人「ケツカル」とその御一行様が地球へ侵攻!?紫織にディープキスを迫りはじめて……。危険がいっぱい、スーパー耽美系アブノーマル・ファミリー・ラブコメシリーズ第2巻(全2巻)!!
プリンセス・ボンバーに狂い咲きの続編。サディスティックスの活動を休止して1年した頃のお話。 「プリンセス・ボンバーに狂い咲き」では、父娘だけど恋人という紫織と李奈の関係にとまどったけど、実際のところ2人はただ「恋人のように仲が良い」だけでちゃんと冷静。 この続編のプリンス・ボンバーにくびったけでは、 「紫織ちゃんに好きな人が出来たら結婚していい」 「李奈に好きな男ができたら親子だと公表する」 …などと、それぞれがお互いに恋人が出来る可能性について話している。 この「恋人」と言いつつ結局のところ2人はメチャクチャ仲のいい親子止まりなのがちょっとスッキリしなかった。 まあ人間の関係なんて完璧に白黒ハッキリつけられるものでもないし、つける必要もないんだけど…漫画としてはきっちり描いてほしかった気もする。 それにしても、この漫画は同衾するシーンがやたら多くてすごく印象に残った。父娘・同性の知り合い・兄弟…布団の中でおしゃべりしまくりでみんな仲良いな。 真理のデビューも決まったことだし続きがあるならぜひ読みたい…! 2人がどうなるのか結末を見届けたいです。