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『光とともに…』で知られる戸部けいこの初期作品。舞台は闇深き明治の頃。百八つの魂を救う旅に出た若き僧・慈安を待つ怨霊の数々……!!
池田屋事件以降の市村鉄之助(いちむら・てつのすけ)をはじめとした新撰組の活躍を描いた「PEACEMAKER」の続編。池田屋事件から三ヶ月、茶屋で兄の辰之助(たつのすけ)と団子を食べていた鉄之助は、目の前を通り過ぎたドレッドヘアの奇妙な男が、父親と同じ異国の歌を歌っていたのに気づき、彼を追いかけていく。その奇妙な男の正体こそ、幕末の風雲児・坂本龍馬(さかもと・りょうま)であり……!?
櫻子と許嫁の滋は相思相愛―― 私ってなんて幸せ者なの? …のはずが、家が没落し「櫻城」として吉原の女郎屋で働くことに…。花魁になって滋さんと再会し身請けしてもらうのよ!! 櫻城の“初めて”に名乗りを上げたのはイジワルでオレ様な明星。悪い新造にはおしおきをしないとな―― これは上玉だな…! 恋と波乱の明治ロマン譚、開幕!!!
新選組の鬼の副長と恐れられた土方歳三は、新政府に屈することを良しとしない者たちとともに未だ戦を続けていた。近藤勇が志半ば斃れて四ヵ月。土方は北の大地を目指す――。土方の側に仕える少年たちの目を通して描く、怒濤の時代を駆け抜けたひとりの男の物語!!