あらすじ

父親と一緒に写真に写っていた男たちが、父母や弟妹の死に関わっていることを知った鈴香は、ある場所で拷問のような修行と訓練を受け――3年後、復讐する術を身につけた鈴香は名前を変えて、いよいよ彼らを殺し始める。その後、野々村の実の娘ではなかったことを知った鈴香はショックを受けるが、それでも復讐は止まらなかった。そして、成長して刑事になっていたかつてのボーイフレンド・雅也は、偶然再会した鈴香に、これ以上罪を重ねさせまいと、彼女を追い続けるが…。
蒼い炎(1)

12月13日、野々村鈴香の13歳の誕生日に全ては始まった。両親、弟、妹と祝う楽しいはずの誕生日パーティー。だが、謎の男たちが野々村家に侵入し、父母や弟妹たちが目の前で殺害され…。銃で撃たれた鈴香は意識が遠のく中、犯人達の姿と、彼らが口にした『堂方』『例の物』『会長』という言葉が脳裏に焼き付いていた。そして、一人生き残った鈴香は復讐を誓う…!!

蒼い炎(2)

父親と一緒に写真に写っていた男たちが、父母や弟妹の死に関わっていることを知った鈴香は、ある場所で拷問のような修行と訓練を受け――3年後、復讐する術を身につけた鈴香は名前を変えて、いよいよ彼らを殺し始める。その後、野々村の実の娘ではなかったことを知った鈴香はショックを受けるが、それでも復讐は止まらなかった。そして、成長して刑事になっていたかつてのボーイフレンド・雅也は、偶然再会した鈴香に、これ以上罪を重ねさせまいと、彼女を追い続けるが…。

蒼い炎(3)

女を捨て、希望を捨て、愛する人までも捨て、復讐に生きる鈴香。数々の殺しを重ねる鈴香は、父母や弟妹を殺すことを命じた本当の犯人を知る。平凡な普通の女の子として、雅也と幸せな生活を夢見ていた鈴香。だが、それを許されない彼女の目の前に、またしても刑事の雅也が現れる…!愛と復讐の狭間で揺れる鈴香の復讐劇も、ついに幕を閉じる…。