あらすじ入道の突然の退学宣言に、戸惑う晴明と弐年参組の生徒たち。みんなで引き留めようと説得するが、入道はなぜか頑なに拒み、学園を離れるのであった。果たして晴明は無事に入道を連れ戻すことができるのか…!? 愉快☆痛快☆妖怪☆学園コメディ! 「シリアス展開は主人公一人で耐えられないから、みんなを巻き込んじゃおう☆」な第十一巻!
タイトルが妖怪学校で、先生の名前が「安倍晴明(あべのはるあき)」で、あらパロディのギャグマンガかしらと読んでみたら。 先生はセーラー服好き(でも着ている中身には興味がない紳士)で、おそろしく不幸体質(疫病神がいなくても不幸)、さらに度胸がない(セーラー服がかかっている場合を除く)という、変態でした。 現代を舞台にした妖怪もので、一番現代感あふれている要素、セーラー服。 他のキャラクターも濃いのに、先生のアクの強さとセーラー服愛が強すぎてかすんでしまう。 名前の通り由緒正しき神社に次男として生まれたのに。 そんな先生がもつ、紳士な性癖。セーラー服。 思わずセーラー服と書いてしまう。 試しに一巻を読んでみたら、美男美女の妖怪が出てきたのに、セーラー服しか記憶に残っていない。 忘れられたら消えてしまいそうな彼らの存在を上回るなんて、さすが退魔の血筋。