世界と世界の境界には、まれに「ほころび」ができる。それは異世界の出入り口となり人々の生活をおびやかす…。そんなほころびを「つくろう」つくろい屋のレムは、今日も機械人形のククルと共に旅をする。
世界と世界の境界にできる「ほころび」。それは異世界への出入り口となる恐ろしい穴――。「つくろい屋」レムは、機械人形のククルと共に旅をしながらほころびをつくろっているうち、自分の過去とも向き合うことになる。