あらすじ

地球を尊敬していて、地震とカミナリと台風が大好き。成績は下から3番だけど、小さい頃から大人で、「本当のこと」を知っている礼智(らいち)。問題多き4年1組に悩まされるも、班のメンバーとなじんでいく。
ぼくだけが知っている〔文庫〕(1)
子どもの頃から特別な少年・夏目礼智(なつめらいち)は、クラス替えで個性派ぞろいの組に入ってしまった。にぎやかな新しいクラスに悩みとまどう礼智。彼を変える、4年生の春が始まった!
ぼくだけが知っている〔文庫〕(2)
地球を尊敬していて、地震とカミナリと台風が大好き。成績は下から3番だけど、小さい頃から大人で、「本当のこと」を知っている礼智(らいち)。問題多き4年1組に悩まされるも、班のメンバーとなじんでいく。
ぼくだけが知っている〔文庫〕(3)
いじめ、誤解、死、誕生… 季節はめぐり事件を経て、礼智(らいち)は少しずつ「知らない」ことを知っていく。そんなとき現れた、礼智にうり二つの少年・枷島十一(かしまじゅういち)に急激にひかれていく礼智だが…
period

period

父親からの暴力に耐え続けた幼い兄弟、ハルとヨキ。だが、父は入院を境に別人のようになり、今度は借金苦にあえぐ叔父夫婦が鏡島家にやってきて…。平穏を求める少年たちの戦いに“ピリオド”は訪れるのか…!?
瞳子

瞳子

“明日は今日の続きじゃない。傷は癒える人は変わる、今日何が起こるかわからない。だからこそ人間関係は常に危うい。” ――そんなことを感じながら日々を送る瞳子(とうこ)は、大学を卒業しても働かない実家暮らしのプー太郎。父と姉は毎朝仕事に出るので、必然的に母と過ごす時間が長くなり…!? 他誌で活躍していた吉野朔実が『週刊ビッグコミックスピリッツ』で掲載を始めた、1980年代後半の流行を織り交ぜて描いた話題の連作短編集!
透明人間の失踪

透明人間の失踪

日曜日の午後。ご飯を作って恋人を待つ。そんな平凡な生活が、ある日を境に一変する。知らぬ間に引っ越しをしていた恋人。職場に電話をすれば、3年前に退職しているという。次つぎと現れるたくさんの“嘘”。いったい彼は何者だったのだろうか?危うい狂気をはらんだ物語、全6編を収録した極上作品集。