あらすじ
◆おう!俺ぁマリオってんだ、よろしくな!平凡な女子中学生が暮らす平和な一家の隣に、ある日突然、日本かぶれの“変”なイケメン外国人が引っ越してきた!――――宮本福助が描く、どたばたほんわかコメディ第1巻!◆マリオ・フランチェスコ・ベルナルドーネ。生まれも育ちもイタリアですが、好きな国は日本です!!!毎年老人を死に追いやるという恐ろしい食べ物“MOCHI”におびえたり、魔法の箱「こたつ」の虜になったり、おみくじの「天中殺」におびえてニンジャ修業をしたり、理想の日本女性(ヤマトナデシコ)に一目惚れしたり……愛すべきマリオのニッポン騒動記、始まります。
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観光で来る外国人が増えた日本、マリオのように日本が好きで引っ越して来る人も少なからず居るはず。そんな日本ファンの一人、マリオが楽しくて面白い。時代劇で習ったという日本語が上手過ぎるとは思うけれど、とても粋な設定だと思う。確かに外国人は敬語はあまり使わない、しかし誰に対しても時代劇のタメ語には笑ってしまう。お餅を白い悪魔と呼び、皆で入るこたつに愛着、忍者を信じて駄菓子を買わされているマリオ(笑)。イタリア人にとって日本は全く違う文化を持った国。それにいちいち感動してくれるマリオが愛おしくなる。外国に興味のある人には特に面白い。昨今、誰もが外国人に会う機会があると思うので是非多くの人に読んで欲しい作品。