あらすじ

憧れの榊教授(64歳)への好意は“嗜好”と“師弟愛”だと、榊本人に断定された元子(23歳)。それでも「恋だと証明するのを協力してほしい」と榊に詰め寄り、それで少し距離も縮まったと感じていた。しかしその行動について、榊の元妻・朝霧から強く釘を刺され…。
長閑の庭 1巻

地味な内面と外見から、ドイツ語で黒を意味する“シュバルツ”さんと呼ばれる大学院生・元子(23歳)。憧れのドイツ文学教授・榊(64歳)に告白するも、勘違いと断言され…。これは“嗜好”か“恋”か。「恋の定義」を模索する、年の差恋愛未満ストーリー。

長閑の庭 2巻

ドイツ文学教授・榊(64歳)への好意は“嗜好”なのか“恋”なのか…恋の定義に苦悶し、嫉妬心に戸惑う大学院生・元子(23歳)。そんな折に現れた榊の元妻・朝霧、元子に何かと絡んでくる助手の田中、田中に想いを寄せる元子の友人・樹里…各々の想いは交錯し――!?

長閑の庭(3)

ドイツ文学教授・榊(64歳)への好意は“嗜好”なのか“恋”なのか…恋の定義に苦悶し、嫉妬心に戸惑う大学院生・元子(23歳)。榊の元妻、元子に好意を抱く田中、田中を好きな樹里…そんな人間模様に変化が!? 田中が主役の番外編『メリーゴーランドの憂鬱』も収録!

長閑の庭(4)

憧れの榊教授(64歳)への好意は“嗜好”と“師弟愛”だと、榊本人に断定された元子(23歳)。それでも「恋だと証明するのを協力してほしい」と榊に詰め寄り、それで少し距離も縮まったと感じていた。しかしその行動について、榊の元妻・朝霧から強く釘を刺され…。

長閑の庭(5)

榊教授(64歳)への感情は恋ではないと、本人から否定され続けた元子(23歳)。考え抜いて出した答えは、やはり榊に恋しているということ。教授は初めて、否定せずにいてくれたが――!? 一方、元子に失恋した助手の田中は、元子の親友・樹里の猛アタックに…!?

長閑の庭(6)

榊教授(64歳)への感情は恋ではないと、本人から何度も否定され続けていた元子(23歳)。それでも何度も、榊に恋していると告白する元子に、教授は初めて「恋」だと認めた。元子の親友・樹里は、片思いしていた田中とつきあいだすが、田中は未だ元子に想いを残していて・・・。ある日、教授とデートができることになり喜ぶ元子。そこで改めてした告白に対し、教授は今までとは異なるリアクションを――!?

長閑の庭(7)

榊教授(64歳)への感情は恋ではないと、本人から何度も否定され続けていた元子(23歳)。初めての恋に戸惑いながら、喜び、苦しみ、成長してきた元子は、それでも変わらず榊が好きだと告げ、榊はようやく受け入れる。しかし、恋人同士になった幸せを噛みしめたのも束の間、榊に病が発覚! 正しい答え、本当の幸せ、恋の定義……考え抜いて、元子と教授の出した答えは!? 年の差 恋愛未満ストーリーついに完結!!