読んでて胸が痛くなる漫画、教えて
さきくさの咲く頃 ふみふみこ
ぼくらのへんたいと比べるとそこまでではないけど、痛さと清々しさが絶妙に交わって胸というか脳が「キュッ」てなる。
『女の穴』『ぼくらのへんたい』で大注目の漫画家・ふみふみこが描く青春群像。高校三年生の松苗澄花は父の遺品である双眼鏡で、街を、人をのぞくことが趣味。レンズ越しに見ていた、いとこの暁生と恋仲になるが、なかなかうまく行かない。一方、暁生の双子の姉、千夏は二人のゆくえを見守るかに見えたが……。また子供の頃のように、無邪気に笑いあえる日が来ることを望みながら、三人は大人になってゆく。web連載空間『ぽこぽこ』での連載分より、60ページ以上を加筆した完全版が遂に登場!