あらすじ新聞記者として、震災で離れ離れになった人々の再会の手助けをしようと、避難者名簿の全員掲載を実現していく千華羅。そんな中、婚約者・達道のいる横浜への鉄道運転が再開。ようやく出会った2人は熱く抱きしめ合ったのだが…。
大正時代が舞台でも、切ない恋模様が繰り広げられていて面白かった。この時代は、自分の好きな人と結婚する人って少ないのかなぁと思いを馳せながら読みました。とはいえ、許嫁の新聞記者の彼もクールでイケメン。千華羅ちゃんが羨ましい…。あと、着物や袴が華やかで良いですね。日本と西洋文化が入り混じった時代の色も感じられて見ていて楽しい。