あらすじ大正大震火災(関東大震災)後の混乱の中、恋人・達道の無事が知らされ、まずは一安心の千華羅。集英日報も無事復刊され、新聞が力になれることは何か、人々の話を聞き続ける千華羅は、避難者情報を新聞に掲載することを目指し、動き始める…。
大正時代が舞台でも、切ない恋模様が繰り広げられていて面白かった。この時代は、自分の好きな人と結婚する人って少ないのかなぁと思いを馳せながら読みました。とはいえ、許嫁の新聞記者の彼もクールでイケメン。千華羅ちゃんが羨ましい…。あと、着物や袴が華やかで良いですね。日本と西洋文化が入り混じった時代の色も感じられて見ていて楽しい。