あらすじ大手メガバンクのエリート銀行員・香芝誠(かしば・まこと)が転勤でやってきた大和郡山。そこには、常識を覆す「金魚すくい」があった。最初は目にするのも嫌がっていた香芝だったが、元の人々との交わりを通じ、少しずつ金魚すくいにのめり込むように――。そんな中、人助けから着ぐるみ姿で参加することになった金魚すくいの全国大会。前年度チャンピオンの斑鳩(いかるが)との熱戦を終え、あまりの暑さで倒れ込む香芝の前に現われたのは――?
金魚の話ってどんな話だろうと思ってましたが、金魚すくい大会があったり、サラリーマンがハマる設定も中々面白かったです。 ここまで金魚、金魚すくいについて深掘りできるのは、すごい。深い。 ただ正直な感想としては、面白かったので3巻で終わらず続き読んでみたかったな。