あらすじ私は経営の傾いた父の工場を救うため、恋人を捨て、金のために他の男と結婚した。しかし結婚すると、男は父を援助する気など無かったことがわかり、父は破産。乾いた心は、私の足をかつての恋人のもとへと運ばせた。だがやっとの思いで再会した愛しい男は、会社の金を着服し、さらに借金を背負っていた。彼を救うため、サラ金からの融資を受けるも返済は不可能…そんな時だった、「調教師」が私に声をかけてきたのは――(倒錯水域)※『薔薇の奥の闇』を分冊しております。