元風俗嬢、ちひろ。海辺の小さなお弁当屋で働く彼女の元にはいろいろな悩みを抱えた客がやってくる。恋愛、仕事、家族、自分自身…ちひろが導く答えは?多くの人を救った傑作、新作で復活!!
帰りたくなかった家も、死にたかった朝も、ひとりぼっちの運動会も、ちひろとの出会いがきっかけで、少しずつ景色を変えて…。“のこのこ弁当”で働く元風俗嬢・ちひろ。望むように生きる彼女に出会った人々の、7つの物語。
海辺の小さなお弁当屋で働くちひろは、いつしか街の人気者に…。だけど、そんなちひろの風俗嬢時代を誰よりも知る“店長”と再会して!? 【電子書籍限定特典付き】
おにぎり作って花見して、釣りをして、好きなものに囲まれて。元風俗嬢・ちひろさん、今日も豊かに、ひとりで生きる。
元風俗嬢・ちひろさんが働く町の小さなお弁当屋「のこのこ弁当」にはちょっと生きにくい人たちがたずねてきて…。結婚、恋愛、親子関係、仕事、価値観を揺るがす話題作。
好きな人もおいしいものも、ここにはたくさんあります。のこのこ弁当の看板娘・ちひろさん。今日も自分に素直に生きて。
この街に来たおかげで、私に、素敵な家族ができました。ずっと欲しかったものを手に入れたちひろさん、ある決心を…。
「こんなふうに生きたい」とちひろが憧れている女性が、行方不明。しばらくしてちひろが知った事実は…。
海辺のお弁当屋で働くちひろさん。常連さんに好かれ、町にすっかり溶け込んだ頃、ふと……。
元風俗嬢であることをお首も隠さないちひろさんが台風の目のように、弁当屋とその周りへ旋風をもたらす、一話完結で語られる人情物語。 人を恐ろしい勢いで魅了していく、ちひろさん。 風俗嬢であったことを隠していたら、バレたときにアレコレ言われそうだから、隠さないちひろさんの対応はある意味正解だったのかもしれない。 主人公のちひろさんをもっと知りたくなって、前作「ちひろ」も読んだけど、やっぱり、ちひろさんという存在はふわふわしたまま。 いるけど、突然いなくなりそうな人。 でも、老若男女問わず惹かれる魅力を持つ人。 突然、深淵を見たかのような瞳をする人。 ちひろさんがおもしろいので、マンガ「ちひろさん」のおもしろさは増していると思うのだけど、文章力が足りず、一度読んでみて!としか言い表せないのがもどかしい。 ちなみに、2023年2月に映画「ちひろさん」が上映される。 作者とコナリミサトさんとの対談記事を読む限り、原作のちひろさん像から乖離することはなさそうで安心した。
正直こんな女性いないだろと思いつつ、いたら面白いなぁとも思えてしまう、そんな女性が主人公 これはある意味男性の理想の女性の一形態であると思う。また、女性がこの漫画を読んだらどう思うかを知りたい気がする。
1巻あとがきで「ちひろさんは本当に存在する」的なことが書いてありました。実在の人物ということではなく、こういう人はどこかに必ずいるということだと思いますが、ちひろさんが身近にいたら、すごく影響を受けてしまうような気がします。 ちひろさんは、嫌われることを恐れず、誰に対しても差別をしない。 おかしいと思ったことはおかしいと言い、嫌なことをされたら仕返しする。正直で明るくて仕事もできて、男女問わずモテる。 元風俗嬢だから、家庭に複雑な事情があって、過去に何かしら大変な思いをしてて、人とは違う人生経験をしてて、人生の酸いも甘いも知ってるから、悩みとか相談したらいいアドバイスくれるんじゃないかって思いがちなのはなんとなくわかります。 へんな目で見てくる人、差別的な言動を取る人、不潔なもののように扱う人もいるなかで、最初から「元風俗嬢」を明かして町の中に入っていくちひろさんの覚悟のようなものも見えてきます。 押し付けないけど、強い意志を感じるちひろさんの言葉が、今までなんとなく蔑ろにしてしまっていた感情とか行動を見直すきっかけになると思います。
元風俗嬢であることをお首も隠さないちひろさんが台風の目のように、弁当屋とその周りへ旋風をもたらす、一話完結で語られる人情物語。 人を恐ろしい勢いで魅了していく、ちひろさん。 風俗嬢であったことを隠していたら、バレたときにアレコレ言われそうだから、隠さないちひろさんの対応はある意味正解だったのかもしれない。 主人公のちひろさんをもっと知りたくなって、前作「ちひろ」も読んだけど、やっぱり、ちひろさんという存在はふわふわしたまま。 いるけど、突然いなくなりそうな人。 でも、老若男女問わず惹かれる魅力を持つ人。 突然、深淵を見たかのような瞳をする人。 ちひろさんがおもしろいので、マンガ「ちひろさん」のおもしろさは増していると思うのだけど、文章力が足りず、一度読んでみて!としか言い表せないのがもどかしい。 ちなみに、2023年2月に映画「ちひろさん」が上映される。 作者とコナリミサトさんとの対談記事を読む限り、原作のちひろさん像から乖離することはなさそうで安心した。