あらすじ時はエド。犬と人、ふたつの姿を持つ“ワンニン”のハヅキは、将軍の弟であらせられる一橋(ひとつばし)家当主・光慶(みつよし)様に仕えておりました。ハヅキは必死に自分の正体を隠しているのでございますが、ご主人の光慶様は人間の姿のハヅキが気になるご様子。とうとうハヅキのことを探し始めたのでございます。しかし、【ワンニンの掟】では、犬であり人であるという正体がばれたら里に強制送還。さてさて、ハヅキの運命はいかに……。