あらすじ

焚くと死者に会える「反魂香(はんごんこう)」を取り扱う仁藤香堂分店。そこではイケメン店主のアキとハル、そして身寄りのない少女えみるが3人で共同生活を送っていた。優しい態度で接してくれるアキのことを、いつの間にか意識し始めていたえみる。その気持ちの正体が「恋」だと知った時、今まで静観していたハルが予想外の行動に出て、それはやがてお店の存亡を揺るがすことに…!?交錯するアキ、ハル、えみるの想いの行方は…?運命の完結巻です!
ラストノーツ(1)

香も、煙も、そして魂も。ひっそりと立ちのぼり静かに消えてゆく…“反魂香”―――焚くと、その煙の中に会いたい死者が浮かび上がるという不思議な香木を取り扱うお店・二藤香堂分店。下町の路地裏にひっそり佇むその店は訪れる客も、ワケありの人間ばかり…。そんなある日、反魂香の仕入れ相手・五嶋の孫という美少女・えみるがやってきて…!?香が紡ぎだす極上の恋物語、待望の第1巻!!

ラストノーツ(2)

反魂香(はんごんこう)を焚き、祖父の魂と話をしたえみる。亡くなったと思っていた母親が生きていたこと、そして反魂香を探すヒントが祖父の家にあるかもしれないと知り、村に帰ろうと決心する。しかし、アキ&ハルと一緒に戻った祖父の家は大雪で全壊。村人たちの悪意も未だに消えてはおらず、えみるは村を捨て「過去」と決別する。東京に戻り、アキと同じ高校へ通うことになったえみるだけど…!?

ラストノーツ(3)

焚くと死者に会える「反魂香(はんごんこう)」を取り扱う仁藤香堂分店。そこではイケメン店主のアキとハル、そして身寄りのない少女えみるが3人で共同生活を送っていた。優しい態度で接してくれるアキのことを、いつの間にか意識し始めていたえみる。その気持ちの正体が「恋」だと知った時、今まで静観していたハルが予想外の行動に出て、それはやがてお店の存亡を揺るがすことに…!?交錯するアキ、ハル、えみるの想いの行方は…?運命の完結巻です!