あらすじ死者が見えるようになって2年。相変わらず死者は、ゆかりを訪れ、苦しめる。そんなゆかりのもとに現れたのは、杏子(きょうこ)と名乗る中学生ぐらいの死者。明らかにほかの死者とはたたずまいも違い、ゆかりを苦しめようとする気配もない。そして杏子は、ゆかりが何年後かに出会う優作(ゆうさく)に似ている――。(『遙かなる想い』より)死者の姿が見え、声を聞く能力を持ったゆかりと優作。死者たちの心の奥に眠る叫びをも描ききる不朽の名作、完結巻!
死者が『見えて』しまう少女と死者の声が『聴こえて』しまう少年の 出会いから始まる恐ろしくも心が震える物語 ホラー少女漫画ブームの巻き起こったあの頃 この作品は異彩を放って居ました 『怖い』だけじゃないのです。 ゆかりと優作の自分だけに課された能力により 社会が"他社とは違う見え方"で存在する彼等の苦悩は 意味は違えども、個々に共感できるものがあると思います 登場人物全てが意味のある大きなストーリーに毎回巻き込まれ 読み終わった後は少し惚けてしまう程の圧倒的読後感です 何か今の世界とも通じるテーマが常にあります… 今の世の中だからこそ読んでほしいシリーズです