あらすじ人と向き合うことを恐れていた小林忍(こばやし・しのぶ)は、周囲の人間との関わりから自分の心に正直になろうと決めて、担任である山崎太一(やまざき・たいち)に本心を告げた。全力でぶつかってくる忍に、同じように心を閉ざしていた太一の心にも変化が訪れる。過去を清算し、ホストの仕事も辞めることを決めた太一は忍と向き合おうとするが、太一の本心がわからない忍は「あたしは大丈夫だから、(元カノと)一緒にいてあげて」と言ってしまう。ほんのちょっと掛け違えたボタン。太一は辞表を提出し、姿を消した――。