あらすじ宿命のライバル(?)神竜豪次が繰り出すモンスターカーに、チバラギ共和国きっての走り屋、城戸はしる通称キッドと、コンピューターを内蔵し、自分で考え、話すことができる愛車・ヘバルが挑む!ある日、神竜が東尾の店を乗っ取った!?なんとか金を工面するためにキッドたちは宝さがしを始める!!ヘバルに搭載されたナビゲーションシステムでお宝ゲットとなるかっ!痛快カーアクションコメディー第2弾!!
『OH!MYコンブ』でも書きましたが、コロコロよりもボンボン派だった、私ですが本作も子供の頃読んでいて懐かしくて、つい手にとってしまった。 車とかあんまり興味なかったのですが、喋る車ヘバルの可愛さと、主人公のライバル?的存在「神竜豪次」のポンコツ具合といった、全体的に子供でもわかりやすい、コミカルなギャグ展開が好きだった記憶があります。 ただ、子供の頃は ・千葉と茨城が大地震で日本から分離 ・その勢いで独立「チバラキ共和国」ができる ・チバラキ共和国の真ん中に油田がわいてでたので、大人も子供も免許がなくても車が運転できる車社会へと発展する という、設定を全く知らなくて、再読した時これが驚きでした。 茨城をフィクションの世界でチバラキとかにしているだけかと思ってました。 あと、意外と改造系や車の構造をしっかり解説しているのも驚いた。 なんにせよ、ボンボン勢には嬉し懐かしい作品。 電子書籍になっていることを全然知らなくて、そういう需要に届けば幸いです。 あと『爆風ドッジ』『ロックンゲームボーイ』あたりが電書化された日には、泣いて読みますわ。