あらすじ

本場所前日。六本木の料亭で、ある男がプニャリンを待っていた。彼は新小結・栄仙(えいせん)の後援会長である政治家。今場所の初日の相手となったプニャリンに、200万円で星を売ってくれるよう相談しに来たのだ。やがて彼の前に、かなり酔っぱらった力士が女を連れて現れた。土俵上で見るプニャリンとはかなりイメージが違うと思いつつも、後援会長はこの力士に200万円を渡してしまうが…。
プニャリン 1巻

大相撲・千秋楽。ここまで14勝無敗のプニャリンこと大関・男股山は、同じく全勝の横綱・豪力と、優勝を懸けての決戦に臨んだ。そして結果は下手投げで、見事プニャリンの優勝。来場所は横綱昇進を懸けた場所となる。無敵の強さを誇るプニャリンだが、どうもおかしなところがあった。それはどうやら“男が好き”なようなのである。自分の付け人にも、美青年の男黄山を指名。しかしプニャリンは、親方の娘で現在高1の佐知子と、許嫁(いいなずけ)の関係にあるのだった。

プニャリン(2)

本場所前日。六本木の料亭で、ある男がプニャリンを待っていた。彼は新小結・栄仙(えいせん)の後援会長である政治家。今場所の初日の相手となったプニャリンに、200万円で星を売ってくれるよう相談しに来たのだ。やがて彼の前に、かなり酔っぱらった力士が女を連れて現れた。土俵上で見るプニャリンとはかなりイメージが違うと思いつつも、後援会長はこの力士に200万円を渡してしまうが…。

プニャリン(3)

プニャリンと寝室を共にすることになり、セクハラまがいのことをされる日々に耐えられなくなった男黄山は、引退を申し出て男館部屋を後にした。そんな彼の前に、北海道の実家から召使いの老人がやって来る。聞けば祖父がもう長くはなく、男黄山に会いたがっているらしい。男黄山の実家・古田家は北海道に東京23区がスッポリ入る広大な牧場を持ち、しかもその敷地の中から石油が出たという大富豪。それを知った勝征とプニャリンは、男黄山を追って北海道へ。祖父に取り入り、石油王の座に付くことを狙うが…。

プニャリン(4)

つばめ学園高の文化祭。バスケ同好会は「コスプレ喫茶」を開いていた。セクシーなコスプレの佐知子や池山に、男子生徒の目は釘付け。そんな彼女たちの姿をアイドル研究会が盗撮し、高値で売りさばいていた。ところがそこに、「文化祭シャドウ実行委員会」が現れて…!?