あらすじ本宮ひろ志、若かりし日の珠玉の短編・三話を収録。妹の千秋(ちあき)と二人暮らしの柴田哲郎(しばた・てつお)は、千秋が良家の天才ボクサー嵯峨野順(さがの・じゅん)のせいで事故死したと思いこみ、自分もボクサーになって順をリングにたたきつけることを夢見る。天性の素質を発揮して、世界チャンピオンになる順。一方、大鉄クラブに所属する哲郎は、会長に見出されて頭角を現し始めた。そして、哲郎と順の試合が決定したのだが…!!「ゴールデンボーイ」後半と「水平線の彼方」「えつ子と三郎」を収録。