「運べねェのは地球だけだ」。豪語するのはALICE(国際貨物輸送航空)12号機のパイロットモーガン機長。彼を支える副機長ロクスケとディンキー。彼らは、世界中の空港管制の指示を無視してでも、飛びたい時に飛び、降りたい時に降りる。「不良747(ジャンボ)」と呼ばれようと、誉め言葉にしか聞こえない。マニュアルではなく、生きる術を知る男たちだからこそ運べる、品物とそこに込められた想い。ALICE12は、今日も蒼穹を翔ける!
「運べねェのは地球だけだ」。豪語するのはALICE(国際貨物輸送航空)12号機のパイロットモーガン機長。彼を支える副機長ロクスケとディンキー。彼らは、世界中の空港管制の指示を無視してでも、飛びたい時に飛び、降りたい時に降りる。「不良747(ジャンボ)」と呼ばれようと、誉め言葉にしか聞こえない。マニュアルではなく、生きる術を知る男たちだからこそ運べる、品物とそこに込められた想い。ALICE12は、今日も蒼穹を翔ける!
▼第1話/アフリカの鉄十字▼第2話/成層圏になくセミ▼第3話/幽霊軍団▼第4話/パイロット・ハンター▼第5話/鉄の墓標▼第6話/独立重機関銃隊▼第7話/成層圏戦闘機▼第8話/グリーン・スナイパー▼第9話/スタンレーの魔女▼第10話/メコンの落日 ●あらすじ/舞台は1942年、北アフリカ。ドイツ空軍大尉ワルターフォン・ラインハルトは、戦闘機メッサーシュミットBf109Gでエルアラメイン上空を飛んでいた。敵機との交戦で無線器とコンパスを壊されていた彼は、運悪く視界ゼロの砂嵐の中に入ってしまう。燃料を節約するため、コンクリートデザートあるいはロックデザートとよばれる硬い砂漠地帯に降りる。そこで彼が目にしたものは、砂嵐を避け着陸していたイギリス戦闘機スピットファイア2機であった(第1話)。▼終戦の雰囲気が漂いはじめたベルリン。狙撃兵レステルマイヤーは謎の女性レヤと出会う。彼女が住み家としている放置された突撃砲戦車ファントムには、燃料こそなかったものの、砲弾は残っていた。どうにか燃料を手に入れた彼は、彼女とともに、戦車一台でアメリカ軍の戦車隊に向かっていく。砲弾が最後の一発となり、彼は死を意識した。その時……(第3話)。▼1944年、ガダルカナル。狙撃兵・野山二等兵は、友軍が撤退する時間を稼ぐために、戦線にとどまるよう命令される。その際に手渡されたのが、新しく開発されたばかりの新型自動小銃だった。一方、野山に義理の弟を殺されたアメリカ軍狙撃兵ウォーカーは、義弟の敵・日本人狙撃兵を必ず殺すと固く誓っていた。そしてついにふたりは相まみえる(第8話)。
翼とあすかの兄妹は、ママと新しい街で花屋を開いた。でも死んだお父さんが墜落事故を起こした東西航空のパイロットだった為に、お客さんが来ない。翼たちまで『人殺し!』といじめられる始末。いじめっ子に反撃した翼は出て行けと責められ、死ぬつもりで手製の翼を着けて、団地の屋上からジャンプした。何とか助かった所へ、墜落事故の原因は機体の欠陥だったとの調査結果が入る。「引っ越してきたスゴいやつ」飛行機で飛ぶことを夢見る少年の、ペーソス溢れる奮戦記。以下「おいら小四、転校生」「応援演説に立候補」「大きないちょうの木の上で……」「テストなんかこわくない!」「くどきのテクニック」「まわれ~~~右!」「モミアゲ・オン・ステージ」「まわれ右をもう一度」「やっぱりまわれ右」を収録。
地球以外はなんでも運ぶと豪語するロクデナシ機長モーガンと二人の副機長がいろんな物を世界中に届ける漫画。 積荷は基本的に貨物なんだけど、たまに亡命しようとしている人を運んだりもして、よく戦闘機に追いかけられてミサイルとかを打ち込まれているんだけど、空軍上がりの技術で逃げ切ったり撃退したりもするとんでも機長。 モーガンは女に弱くて下ネタも多くて、基本的にダメなおっさんっていう感じなんだけど、輸送法の裏をかいて亡命の手助けをしたり人情味溢れるいい話も結構あって好きだった。 ワンピース1着保守管理者2名を運んだ話が一番好き。ミリタリー系漫画とまではいかないけど、そういう系好きな人にはおすすめ。