あらすじ雪国、加賀の町に一人息子と生きる三十路の女・静。彼女には七つ違いの年下の恋人トシがいた。男と女が織りなす心の綾を巧みに描いた表題作「あの頃唄ったあの歌は・・」。その他、叙情派・青柳裕介が描く、珠玉の短編計7編を収録。