あらすじ

ワカシを釣って楽しんでいた釣大将(つり・たいしょう)は、それをセコい釣りだとバカにした老人とトローリング勝負をすることに。実は巨大空母艦長・ゼネラルホワイト将軍であった老人から釣り場選びを任せられた大将は、大物の気配を感じるベヨネーズ沖を指定する。その後、空母でのトローリングを開始した大将は、空母の性質を知らずにリールのギアを壊してしまうのだが……!?
釣りバカ大将(1)
釣りの天才少年・釣大将(つり・たいしょう)が、個性豊かなライバル達とハチャメチャな釣り勝負をしていく熱血釣りアクション。日本一の釣り名人を決める競技大会“釣リンピック”の前回優勝者・流竿二郎(ながれ・さおじろう)は、最新式の釣り道具を揃えて今年の釣リンピックに臨む。その時、「釣りは道具じゃねえぜ」と言い放った釣大将は、「君のは古い!」と言い返す竿二郎と対立しながら第一種目の勝負へ突入して…!?
釣りバカ大将(2)
商店街の福引きで当てた温泉旅行へ流竿二郎(ながれ・さおじろう)と一緒に出かけた釣大将(つり・たいしょう)は、高級ホテルのジャングル風呂にある大水槽のピラニアや大蛇を見てはしゃぐ。その後、ホテルの猛獣格闘ショーがインチキだとバラしてしまった大将は、そのショーに出演していた元プロレスラー・ブッチャーから恨みを買い、再び入浴したジャングル風呂に大水槽のピラニア達を放流されて……!?
釣りバカ大将(3)
夏休み冒険釣り大会へ参加した釣大将(つり・たいしょう)、流竿二郎(ながれ・さおじろう)、姫子(ひめこ)の3人組は、スポーツ万能なチャンピオン三兄弟からの挑戦に受けて立つ。そしてゲームスタート後、早々とイカダを作り上げて先頭で川を下った大将のチームは、姫子のトイレで時間をロスしながらも難所の急流下りを乗り越える。そんな時、チャンピオン三兄弟のイカダにぶつかって溺れた選手達を救出した大将だったが……!?
釣りバカ大将(4)
流竿二郎(ながれ・さおじろう)、姫子(ひめこ)とともに無人島サバイバルツアーへ出かけた釣大将(つり・たいしょう)は、無人島に到着した直後、シュモクザメに襲われるイトマキエイを助ける。そしてツアーの人々とは離れて島の裏側でサバイバルしていた大将達は、その翌日、島から人々や客船が消えていて自分達が置いてけぼりにされたと知る。その後、超大型台風が島に直撃するとわかった大将達は……!?
釣りバカ大将(5)
秘密兵器・自転車リールを引っさげてバミューダ島で行われる国際大物釣り大会に出場した釣大将(つり・たいしょう)。そこで最初に釣り上げたマグロをエサに巨大ハリを仕掛けた大将は、外洋クルーザーをバックさせるほどの大物をヒットする。そしてその大物の正体が大王イカだとわかり、後部デッキを破壊されながらも格闘する大将だったが……!?
釣りバカ大将(6)
南の島へやってきた釣大将(つり・たいしょう)達は、海で熱帯魚の群れや巨大シャコ貝、ひときわでかい魚“カッポレ”を目撃して釣りがしたくなる。しかし流竿二郎(ながれ・さおじろう)に今回は釣りをしないと約束していた大将は、釣りができなくてモヤモヤする。その翌日、ウインドサーフィンをしていた田中(たなか)達と知り合った大将は、彼の別荘にあった釣り道具がきっかけとなって釣りができるようになるのだが……!?
釣りバカ大将(7)
輸送車の衝突事故によって下水道に放たれた“悪魔”は、残飯などの豊富なエサにありつき驚異的な大きさへと成長していく。そして数ヶ月後、不思議な事が起こる吾作湖へやってきた釣大将(つり・たいしょう)は、釣りをした時に勢い余ってボートから落ちてしまい、突然襲ってきた悪魔に愛犬・タローを喰われてしまう。そして悪魔の正体が巨大ピラニアだと知った大将は、そのピラニアから挑まれた勝負に受けて立つのだが……!?
釣りバカ大将(8)
ワカシを釣って楽しんでいた釣大将(つり・たいしょう)は、それをセコい釣りだとバカにした老人とトローリング勝負をすることに。実は巨大空母艦長・ゼネラルホワイト将軍であった老人から釣り場選びを任せられた大将は、大物の気配を感じるベヨネーズ沖を指定する。その後、空母でのトローリングを開始した大将は、空母の性質を知らずにリールのギアを壊してしまうのだが……!?
釣りバカ大将(9)
貴族院大サーカス団の無料招待状をもらった釣大将(つり・たいしょう)は、空中ブランコや曲乗りバイクなどを見てサーカスの素晴らしさに興奮する。そんな時、メインイベントの猛獣ショーでエンペラー舞羅紅(ぶらっく)から指名された大将は、いきなり猛獣使いにチャレンジする事になってしまう。そして釣りバカの気迫を見せて猛獣どもを従わせた大将は、エンペラーから完全フリースタイルの釣り勝負を挑まれるのだが……!?
釣りバカ大将(10)
大イワナを求めて山奥深くに入った釣大将(つり・たいしょう達)は、そこで何者かの視線を感じて動揺する。そこへ現れたターザン少女・麗子(れいこ)は、大将に一目惚れしてムコにすると言い出す。それを拒絶した大将は、麗子の仲間である動物達に囲まれて窮地に陥るが、釣りで勝負を決めようと提案する。そして峡谷でツタにつかまりながら釣りをする大将は、凄い風圧のために竿を捨てて……!?熱血釣りアクション、怒濤の完結。
マッハSOS

マッハSOS

1977年から「冒険王」で連載された本作は、少年アクションに航空機漫画の要素を組み込んだ作品である。作者は当時少女漫画から劇画まで幅広い連載を多数抱えていた桜多吾作。70年代半ばからは、ダイナミックプロの一員として『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボグレンダイザー』など数々のロボットアニメのコミカライズを担当していた。作中では、カッコいいジェット機を自在に操る一方で“平和のため”という美名のもと“正義の味方”らしくない厳しい命令に従うマッハ隊。その苦悩を胸に迫るようなペンタッチで描いていく力量は、その豊富な執筆歴によって培われたものだ。なお今回の刊行では最終回をはじめ未単行本化エピソードを初収録する。
新釣りバカ大将

新釣りバカ大将

釣りの天才少年・釣大将(つり・たいしょう)が、さらにパワーアップして活躍する熱血釣りアクション「釣りバカ大将」の続編。漫画家で釣り師としても有名な桜多(おうた)と、なかなか釣れない“のこりマス”をターゲットにした激釣り勝負をする事になった釣大将。そして人の入った形跡のないポイントを見つけた大将と桜多は、そこへ現れた巨大なお化けのこりマスを釣ろうと殺気立つのだが……!?