あらすじ

後漢王朝、霊帝の時代。皇后の一族である外戚と、皇帝の側近にはべる宦官らが政治を専断し、民衆の困窮をよそに権力闘争に明け暮れていた。今や武を以って天下に義を示すしかないと決心した劉備玄徳、張飛益徳、関羽雲長の3人は、義勇軍を結成し、黄巾党討伐に立ち上がる!知らぬ者とて無い中国屈指の歴史家・陳寿の著した「三國志」を、秀麗な劇画で描く力作!!

後漢王朝、霊帝の時代。皇后の一族である外戚と、皇帝の側近にはべる宦官らが政治を専断し、民衆の困窮をよそに権力闘争に明け暮れていた。今や武を以って天下に義を示すしかないと決心した劉備玄徳、張飛益徳、関羽雲長の3人は、義勇軍を結成し、黄巾党討伐に立ち上がる!知らぬ者とて無い中国屈指の歴史家・陳寿の著した「三國志」を、秀麗な劇画で描く力作!!

試し読み

遂に三顧の礼をもって諸葛孔明を軍師に迎えた劉備。一度は孔明の策で曹操軍を撃退するが、曹操自ら全軍を率いて進軍してくるに及んで、新野城を棄て、江夏に落ち延びた。曹操と戦う為には呉との同盟が必要だと、孔明は呉に赴き、進軍してくる曹操船団への放火作戦を提言。見事大勝利を収めることに成功する。それにより劉備は、南荊州を我が物にした。また援軍として赴いた蜀の裏切りに遭い、却って蜀の乗っ取りに成功する。劉備は遂に自分の本拠地を得た!

試し読み

魏王となった曹操。呉の初代皇帝となった孫権。蜀の初代皇帝として即位した劉備。互いに相手の国土を侵蝕し、牽制し合い、中華の統一を目指すが、一進一退の戦いの中、英傑達は夢半ばに死去し、時代は2代目へと移っていく。蜀の行く末と漢王室の再興を託された諸葛孔明の、絶望的な戦いは、遂に実を結ばすに終わった。やがて晋の台頭により、三国時代は終わりを遂げていく…。壮大な歴史絵巻、ここに完結!

試し読み