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「人間が創り上げてきた文明が、いまや人間性を毒している!!いまこそ神を創り人間と対決する時だ。」と信じる小早川博士は、助手の古場と、人類を自然のすがたにもどすためにある研究を行っていた。人間の体内に貯えられているエネルギーを十万倍にしていっきょに巨大化させるのだ！実験に協力することになってしまった正男の運命は…!?
小早川博士によって、人間として想像もつかない力と生命を得た正男。博士は正男に、怒れる大自然をつかさどる神として生き、人類をこの地獄から救う指導者として生きろと言う。人類の救世主、現代の神として、巨人デビルキングは、遠足に来ていた小児マヒの子供の足を直す、という奇跡をやってのけ、日本中は大騒ぎに…
「今や文明が人間性を毒している」と叫ぶ小早川博士は、助手の古場と共に、正男を「神なる巨人」に造り上げた。ところが、世界を手中に治めようと企む古場は、小早川博士を殺害してしまう。一方、ライスボール機関はデビルキング生け捕り作戦を開始する。デビルキングはそんなことも知らず、東京に向かって進み始めたのだが…
デビルキングの秘密を知った天地霊黎学会に古場は捕えられてしまう。明男も警察の手から天地霊黎学会の手に移され、天地霊黎学会はデビルキング作戦を開始する。一方、京都でも小早川博士の双子の兄が戦闘用プラズマを開発し、文明を守り、デビルキングの目的を阻止しようと叫ぶ。デビルキング対天地霊黎学会、デビルキング対プラズマ、結末は…
マッドサイエンティストの人体実験で、巨大化した男が主人公の漫画 巨人になった主人公が最初はマッドサイエンティストの言うことを聞いていたが、 民衆の前で話しているうちに、神のような気持ちに変化していく部分は描写や見開きでGOD(ゴーッド)と言いながら登場してくるシーンがすごい 各自の思惑や陰謀も絡み読み応えがある傑作 貸本版も存在するらしいのでそっちも読んでみたい