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近眼でガリガリの冴えない高校生・寺山修（てらやま・おさむ）とその友人達の、不器用で甘酸っぱい恋愛模様を描いた青春ラブストーリー。天才かハンサムに生まれたかったと嘆く高校２年生・寺山修は、片想いしている江崎厚子（えざき・あつこ）とカップルになるのを夢見て妄想の日々を送る。そんなある日、友人の英男（ひでお）がクラスメイトの美少女・水原（みずはら）に告白すると聞いた修は……!?
江崎厚子（えざき・あつこ）に振られてしまった寺山修（てらやま・おさむ）は、失恋の痛手を油絵に打ち込んで紛らわす。そんな時、たまたま通りかかった女生徒・森山にその絵をほめられた修は、森山の事を少しだけ意識するようになる。そして県内最大の美術展「県展」に出品したその油絵がみごと入選した修は、森山から県展を案内してくれと頼まれるが、森山に惚れてる友人の英男に気を遣って……!?
美術部の後輩・平泉（ひらいずみ）が気になりだした寺山修（てらやま・おさむ）は、彼女と公園を歩きながらデートを意識してしまい、しかも平泉から泊まりがけで海へ行こうと誘われてドキドキする。しかし、それは男女３人ずつのグループで行こうという提案であり、自分以外の２人は誰を誘おうかと悩んだ修は、結局７人の友人達すべてを参加メンバーにして……!?
バイト帰りの途中、気になる女生徒・森山と出会った寺山修（てらやま・おさむ）は、彼女を自転車に乗せて家まで送っていき、森山と一緒だととても楽しいと実感する。そんな時、バイト仲間の自殺を知らされて複雑な思いを抱く修は、とにかく森山に会いたくなって、彼女の家へ自転車を飛ばして森山とデートの約束をする。そして森山が大好きだと想いを強めていく修だったが、意外な人と再会して……!?
修学旅行中に白園女学館の美少女・さなえと出会って、彼女との交際を皆に知られてしまった寺山修（てらやま・おさむ）。友人達に妬まれて仲間はずれにされてしまった修は、京都の夜をひとり寂しく過ごすことになるが、最後の夜だけは本石（もといし）に連れられて女子の部屋に遊びに行く。そこで森山と楽しい時間を過ごした修は、さなえの顔が思い出せなくなるほど森山へ気持ちが傾いていくが……!?
ディスコタイムに想いを寄せる河本（かわもと）へアピールする正助（しょうすけ）、ディスコで一目惚れした美少女を捜しまわる賀毛（がもう）、美術部の展示を見に来た森山から絵画展への出品を勧められた寺山修（てらやま・おさむ）。それぞれが楽しい時間を過ごした文化祭が終わった頃、友人の本石（もといし）が風間（かざま）とキスしたと知った修は、さなえとキスする妄想をしてしまうが……!?
さなえと別れて森山への気持ちがはっきりした寺山修（てらやま・おさむ）は、冬休みのスキー旅行にはりきって参加する。その旅行にクラスの美少女・水原も参加することになり、修はかつて水原に恋してフラれた英男（ひでお）が、森山から水原へ再び心変わりしないかと期待する。しかしスキー中、ぶつかってきた水原に密着されてドキドキした修は、その夜、酔っぱらった水原と急接近……!?
スキー旅行で森山（もりやま）へ気持ちを告白したが、友達でいようと言われてしまった寺山修（てらやま・おさむ）は、元旦に正助（しょうすけ）の家で行われる新年会へでかけていく。そこで修は、お酒が入って酔っぱらった英男（ひでお）に、森山の事が好きだとバラされて皆にからかわれてしまう。そしてそこでも、みんなと友達でいたいと話す森山だったが、水原（みずはら）から男と女の友達なんてナンセンスだと言われて……!?
部員達が部室に来なくなったのを不思議に思った美術部部長の寺山修（てらやま・おさむ）は、自分が女子部員・愛子（あいこ）と仲良くしていた事が原因だと知らされて動揺する。そんな時、森山から元気を与えられた修は、部員達一人一人を説得して問題を解決していくが、今度は愛子が美術部へ来なくなってしまう。そして修は、森山が一番好きなのに、自分へ告白してきた愛子と……!?修の恋愛の行方はどうなる？甘くて切ない青春ラブストーリー、ここに完結。
