「きみと俺とではつり合わない、婚約は破棄させてもらう」 公爵令嬢のコーネリアは、第一王子・レオンハルトから夜会の最中に婚約破棄を告げられた。そうして迎えた翌朝…のはずが、コーネリアはなぜか昨日の朝に戻っていた。終わったはずの夜会で、また婚約破棄を伝えられる――そう思っていたのに、レオンハルトは昨日と様子が違っていて…!? 微妙な関係の二人だけれど、繰り返す『今日』から抜け出すために協力することに…!?
再び繰り返す『今日』に、今までと異なる行動を試すコーネリアとレオンハルト。これから起きる事件を未然に防ごうとするが…!?
思い思いの『今日』を過ごしたコーネリアとレオンハルトは徐々に互いのことを知ってゆく。今夜もまた婚約破棄をするはずが…?