少女・女性漫画 悪役(?)令嬢と生意気な執事の恋愛漫画
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アルバート家の令嬢は没落をご所望です
名無し
世界観自体はいわゆる乙女ゲームの世界なんですが、悪役令嬢ポジションの主人公は悪事を働くわけでもなく、むしろ婚約者と平民出身のヒロインの身分差の恋を応援していました。
その恋を成就させるために一緒に行動するのが主人公の執事なのですが、その執事は普段生意気で主人公を雑にあしらうこともありつつ、主人公を想っている描写がところどころといった感じです。(主人公はそれに気づいていない)
特に、主人公が「私なんかが一緒になったら相手に迷惑がかかってしまう。だから私はふさわしくない。」とヒロインに言われ、「身分差ってそこまで気になるかしら(意訳)」的なことを執事に聞いたシーンがあったんですけど、ヒロインと同じ立場の執事が主人公に対して、普段とは違う雰囲気で「あたりまえだ」と説教するのが印象に残っています。
ここ数年でコミックシーモアのまるごと無料漫画で読んだ作品で、少女漫画と女性漫画のどちらに分類されるかはわかりません。また、タイトルには執事と主人公(悪役令嬢)と書きましたが、私の読んだ時点(ヒロインたちの恋が成就したところ)では今のところ執事からの一方通行でした。わりと綺麗な絵柄ですごく特徴的な癖もなく、読みやすかったと記憶しています。
心あたりがあったら、ご協力お願いします。
本作は、小説家になろう→書籍化→コミカライズと、夢の街道をまっしぐらに進んでいる作品です。 原作は2014年に投稿されているものです。 従者とは思えない態度と性格の従者や、それを許しているご令嬢は超絶権力持ち公爵家の娘。 どこへ行くにもその従者を連れ歩き、学園へは馬車でなく自転車通学、好きなものはコロッケ。 でもやろうと思えば立ち振舞は地位に見合った完璧公爵令嬢を振る舞うこともできる。 にもかかわらず、悪役令嬢だと記憶を取り戻してからは、悪役っぽい振る舞いを従者とともに研究… それから、悪役令嬢を強制するかのような縦ロール。ドリルのような縦ロール。緩やかにならない、かきあげれば、フワッでなく、ブンッ。 なんじゃそりゃ、となる書き方ですが、そこがおもしろいです。 ラブコメですが、主人公は鈍感というかフラグクラッシャーというか、そんなかんじなのと上述のとおりなので、コメディも強いです。 それから表紙イラストより、漫画のほうがキャラクターがイキイキしています。 デフォルメ、コミカル、シリアル。どれも魅力的です。 ちなみに、転生先のゲームは、売れたとあるのにアラが多いストーリーだなあ、と本編とは関係ないところに疑問をもってしまいました。 「乙女ゲームだから仕方ないよNE★」で許されているところが多いです。なので、そこは目をつむりましょう。舞台と、ストーリーを強制するゲームが悪いのです。 続編の逆ハーレムルートはKUSOゲーと言われても仕方ない気もする勢いです。 それでもやりこんでしまう人たちがいるのはキャラクター愛故なのでしょうか。 もしくはだからこそ、3作目が出なかったのでしょうか。いや、1作目が人気すぎたのか。 話がずれました。 オリジナルの小説も読みやすいです。 コミカライズのこちらも読みやすいです。 悪役令嬢系が好きな方はぜひ。