あらすじ

北向リトルズと善戦し、校内での人気が上がった山下走(やました・かける)のウンたまズ。そこでウンたまズには6人の新人メンバーが加入し、その練習に北向リトルズの夢雄(ゆめお)監督の孫・譲(ゆずる)も乱入する。その後、初日にして練習がキツイと文句を言い出した新人メンバー達は、譲に一喝されてウンたまズを去っていく。そして譲が加わったウンたまズは、少年サッカーリーグ第1戦で戸成町SCと対決を……!?
はしれ走 1巻

サッカーの楽しさに目覚めた小学5年生・山下走(やました・かける)と彼が結成したサッカーチーム“ウンたまズ”が、全国大会に優勝しようと奮闘する熱血スポーツコミック。不良中年な父とともに九十九里にある祖母の家へ引っ越してきた山下走は、海が見える屋根裏部屋を与えられて喜ぶ。そして引っ越し荷物の中から亡き母の写真とボロボロのサッカーボールを見つけた走は……!?

はしれ走 2巻

高句(たかく)がいる戸成町SCと練習試合する事になった山下走(やました・かける)のウンたまズ。そして試合開始後、高句の活躍で先取点を取られてしまった走は、高句のプレイを感心するとともに負けたくないと闘志を燃やす。しかし自分のゴール近くにあったボールをクリアしようとした走は、なぜかボールが後ろへ飛んで自殺点になってしまい……!?

はしれ走 3巻

強豪・戸成町SCを相手に大健闘した山下走(やました・かける)のウンたまズ。そこでウンたまシュートで活躍した走は、チームのみんなからキャプテンを任命されて張り切りまくる。そんなある日、北向高校サッカー部マネージャー・蜜子(みつこ)と岩条(がんじょう)から北向リトルズとの試合を申し込まれた走たちだったが、コーチである走の父親がなぜかその試合はやめないかと提案して……!?

はしれ走 4巻

北向リトルズと善戦し、校内での人気が上がった山下走(やました・かける)のウンたまズ。そこでウンたまズには6人の新人メンバーが加入し、その練習に北向リトルズの夢雄(ゆめお)監督の孫・譲(ゆずる)も乱入する。その後、初日にして練習がキツイと文句を言い出した新人メンバー達は、譲に一喝されてウンたまズを去っていく。そして譲が加わったウンたまズは、少年サッカーリーグ第1戦で戸成町SCと対決を……!?

はしれ走 5巻

少年サッカーリーグ県大会で決勝リーグへ進出した山下走(やました・かける)のウンたまズは、鉄壁のキーパー・大河池(おおこうち)のいるファイターズと対戦する。そして大河池の鉄壁の守りになかなか点を取れないウンたまズは前半戦を終え、絶好調なのにウンたまシュートが不発になってしまう走は、ウンたまシュートを捨ててバイセクルシュートにチャレンジして……!?

はしれ走 6巻

大下(たいした)率いる町はずれF・Cと対決した山下走(やました・かける)のウンたまズは、チームの要である納内(おさない)を徹底的にマークされ、町はずれF・Cのフォーカスト作戦によって3点も先取されてしまう。そんな時、マークされながらも冷静に試合を観察していた納内は、フォーカスト作戦の全容をチームの皆に知らせるのだが、完璧で無敵なフォーカスト作戦に太刀打ちできず……!?

はしれ走 7巻

ついに決勝まで勝ち進んだ山下走(やました・かける)のウンたまズは、走が足を負傷させてしまった高句(たかく)のいる戸成町SCと激突する。その試合直前、大河池(おおこうち)、岩条(がんじょう)、大下(たいした)から激励された走は、高句に複雑な思いを抱きながらも試合に勝ちたいと強く意識する。そして戸成町SCのキックオフで試合が開始されるが、ウンたまズの皆は高句のケガした足を気にしてしまい……!?

はしれ走 8巻

決勝戦で戸成町SCと激闘を繰り広げる山下走(やました・かける)のウンたまズ。高句(たかく)のシュートで戸成町SCに1点リードされたまま、後半戦の残り時間もわずかとなった走は、ついに得点を決めるチャンスが訪れる。その時、シュートを空振りした走は、たまたまフェイントになって相手キーパーを転ばせるが、決死の覚悟でゴールを守ろうとする高句と対峙して……!?

はしれ走 9巻

海辺に流れ着いたボロボロのサッカーボールの持ち主こそ、高句(たかく)に代わる新たなライバルだと考えた山下走(やました・かける)は、南国土佐でその持ち主である和気無(わけない)と出会う。そしてそのボールを海へと蹴り飛ばした和気無に腹を立てる走だったが、その後に出会った足を怪我したサッカー少女・美加(みか)から、和気無がサッカーを嫌うようになった理由を聞いて……!?

はしれ走 10巻

春の全国大会に向けて過酷な練習を重ねていく山下走(やました・かける)のウンたまズ。そこでクイックターンシュートを特訓していた走は、突然現れた高句(たかく)にそのシュートの弱点を指摘されてショックを受ける。そして新しいシュートを生み出すために苦悩する走は、春の全国大会当日、ボロボロの状態で試合会場へとやってくるのだが……!?

はしれ走 11巻

春の全国大会準決勝、ビシバシシュートを武器にした山下走(やました・かける)のウンたまズと冷静な大下(たいした)率いる町はずれF・Cは、取られたら取り返す点取り合戦を繰り広げる。その試合の後半残り30分、何かを見た大下は、急に勝利にこだわり始めて冷静さを欠いていき……!?そして走と高句が最後のサッカー対決を?サッカーへの情熱と熱い友情に感動する完結巻。