あらすじこれほど自分だけが絶対と信じる人々はかつていなかった。ロシアの国民的作家、ドストエフスキーが描いた、「現代の預言書」とも呼ばれる文学の最高峰を漫画化!頭脳明晰な青年ラスコリニコフは独自の倫理観に基づき、強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。想定外の事故、良心の阿責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か、逃亡か。娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は…?企画・漫画:バラエティ・アートワークス
原作は読んでいないが、どんな話かくらいは知っておこうと思って読んでみた。なるほど傑作と呼ばれる理由が分かるというか、驚くほど現代でも通用する人間の姿が描かれている。読んでいて『僕たちがやりました』を思い出した。