あらすじ

ワールドカップ準々決勝で無失点のキーパー・ダサエフがいるソ連と対戦した日本代表は、左足が重傷でありながらも復帰した南野風(みなみの・かぜ)の“レーザーアクセル”で勝利を決める。この一戦で飛鳥(あすか)と笹本(ささもと)が戦線離脱し、皆が負傷して満身創痍の日本代表イレブンは、その後の準決勝で強豪・イタリアと激突するのだが……!?そしてイタリアと日本の激闘の行方は?最後まで諦めない風に感動する完結巻。読切作品「サマーウインド」も収録。
風のフィールド 1巻

亡き兄の意志を継いでサッカーで英雄伝説を作ろうと奮闘する高校生・南野風(みなみの・かぜ)の活躍を描いた熱血サッカーコミック。恋人だった南野嵐(みなみの・あらし)が試合で死んで悲しみに暮れる女子高生・河合えくぼ(かわい・えくぼ)は、その6年後、臨時教師として母校の若鳥高校に赴任する。そして嵐の弟である風と校内で出会ったえくぼは、嵐との思い出がある浜辺の練習場で必死に特訓する風を目撃して……!?

風のフィールド 2巻

若鳥高校サッカー部代理監督・河合えくぼ(かわい・えくぼ)と二人三脚でサッカーに励む高校生・南野風(みなみの・かぜ)は、サッカー部員達から反発されながらも1回戦を勝利する。そしてえくぼが命じた練習メニューをこなして2回戦で長沼工と対決した部員達は、思わぬ攻撃力を身につけて長沼工を追いつめる。そんな時、選手交代で長沼工のバランスパフォーマーと呼ばれる小堺(こざかい)が登場して……!?

風のフィールド 3巻

3回戦でスーパースター・檜田(ひのきだ)がいる静波東と激突した南野風(みなみの・かぜ)ら若鳥高校サッカー部。その試合中に右足の親指を骨折してしまった風は、静波東リードで迎えた後半戦に、激痛を乗り越えて決めたワールドカップシュートで同点に追いつく。そして静波東イレブンの激しい猛攻からゴールを守り抜いて団結を強めた若鳥イレブンは、残り時間5分で全員が総攻撃に転じて……!?

風のフィールド 4巻

4回戦へ勝ち進んだ南野風(みなみの・かぜ)ら若鳥高校サッカー部は、キャプテン・早瀬(はやせ)率いる片吹二高と対決し、早瀬が先制点を入れると風が同点ゴールを決める白熱した試合を展開する。そしてゴール前の攻防戦で早瀬に挑んだ風は、早瀬の火の玉ヘッドにはじき飛ばされ、力尽きて気を失う。その時、風の復帰を信じて10名で戦う事になった若鳥高だったが、早瀬が驚きの行動を……!?

風のフィールド 5巻

準決勝へ進出した南野風(みなみの・かぜ)ら若鳥高校サッカー部は、全試合で無失点のキーパー・二谷(にたに)擁する相河商と激突する。しかし試合前に二谷と握手した飛鳥(あすか)が右手を握りつぶされ、試合中には陣内(じんない)や岸田(きしだ)が二谷のラフプレーで負傷する。そしてあまりにも汚い二谷のやり方に怒りがこみ上げた風は、足のギプスを壊して出場するのだが……!?

風のフィールド 6巻

草薙西と若鳥高の決勝戦、満を持して登場した草薙西のキャプテン・嵐山(あらしやま)と空中戦で張り合った南野風(みなみの・かぜ)だったが、嵐山の恐るべきパワーとスピードに圧倒されて同点ゴールを決められてしまう。その後、嵐山の凄さにショックを受けた風は、亡き兄・嵐(あらし)の声に導かれ、後半戦でも嵐山へ真っ向勝負を挑んでいくのだが……!?

風のフィールド 7巻

全日本対J(ジュニア)・ジャパンの試合に途中から出場した南野風(みなみの・かぜ)は、世界有数の全日本の守りに全力で走り回る事で対抗する。そんな時、この試合が真の日本代表を決める重要な試合なのだと知らされた風は、この試合に勝利して嵐山(あらしやま)へ日本代表をプレゼントすると決意する。そして全日本の加藤(かとう)からマークされながらも最後まで諦めない風は、ついに同点ゴールを決めて……!?

風のフィールド 8巻

ジャパン革命カップのブラジル戦で惨敗した南野風(みなみの・かぜ)らJ(ジュニア)・ジャパンは、世界の壁を思い知らされながらも何かをつかんで次のフランス戦へ挑む。その時、特訓したキック&ダッシュを駆使する風だったが、強豪のフランスには通用せず3点を先取される。そして後半戦、陣内(じんない)のロンリートライアングル、明石(あかし)のドライブシュートに自分のキック&ダッシュを組み合わせた風は……!?

風のフィールド 9巻

スカイドライブによる疲労で高熱を出した南野風(みなみの・かぜ)は、則子(のりこ)の朝ご飯を食べて元気を取り戻し、出遅れながらも国立競技場へと向かう。一方、風不在でイタリア戦に臨んだJ(ジュニア)・ジャパンは、開始早々にイタリアのキャプテン・ゾフの反則技で笹本(ささもと)と小堺(こざかい)をつぶされてしまう。それに憤った風は試合に出場しようとするが、陣内(じんない)に諭されて力を温存する事に……!?

風のフィールド 10巻

イタリア戦終盤でフリーキックを得た南野風(みなみの・かぜ)らJ(ジュニア)・ジャパンは、エース・嵐山(あらしやま)の強烈なシュートによって勝利を決める。その後、翌日の西ドイツ戦に備えて風と嵐山が特訓に励む中、監督から呼ばれたコーチのえくぼと陣内(じんない)、早瀬(はやせ)は、嵐山が左目だけでなく命までも危うい状態なのだと知らされて……!?

風のフィールド 11巻

優勝をかけたアルゼンチン対J(ジュニア)・ジャパン、マラドーナを最後方にして守りを固めるアルゼンチンへ果敢に攻める南野風(みなみの・かぜ)と嵐山(あらしやま)だったが、嵐山の二度にわたる爆裂シュートはマラドーナによって止められてしまう。そして自分の命の限界を感じ取る嵐山は、究極のシュート“アクセルシュート”を風に見せると宣言するのだが……!?

風のフィールド 12巻

嵐山(あらしやま)が命を引き換えにして見せたアクセルシュートを、山にこもった苛酷な特訓の末に完成させた南野風(みなみの・かぜ)。そしてワールドカップ出場が決まる中国戦に出場した風だったが、中国の大型ストッパー・陳(ちん)によってシュートを止められる。しかも攻撃に転じた陳の猛進を制御できない日本代表チームは、残り時間8分にして先制点を奪われてしまうのだが……!?

風のフィールド 13巻

ワールドカップ出場を決めた南野風(みなみの・かぜ)ら日本代表イレブンは、それぞれが独自の特訓で心身を鍛える日々を過ごし、ついにワールドカップの開催地・イタリアに降り立つ。そしてグループAの第1試合で最強軍団・ブラジルと対戦する事になった日本代表は、異常な熱気にプレッシャーを感じながら日本のキックオフで試合を開始する。その時、キックオフからアクセルシュートでゴールを狙った風だったが……!?

風のフィールド 14巻

ワールドカップ緒戦でブラジルと激闘を繰り広げる日本は、南野風(みなみの・かぜ)のアクセルシュートで同点に追いつくが、サンタナらブラジルフォワード陣が陣内(じんない)と飛鳥(あすか)しかいないゴール前を急襲してきてピンチに陥る。その時、陣内と飛鳥の必死の攻防にサンタナ達がもたつく間に戻ってきた風は、サンタナとの一騎討ちで蹴り勝ち、自分の限界を感じながらも再び超ロングアクセルシュートを……!?

風のフィールド 15巻

ワールドカップ第2戦で強豪・オランダに3点リードされて後半戦を迎えた南野風(みなみの・かぜ)ら日本代表。すでに心も体も限界を超えた風は、命を捨てる覚悟で挑んでいき、新たなアクセルシュート“ネオ・スプリットアクセル”“火の玉アクセル”で次々とゴールを決めて同点にする。そして左足の感覚がなくなりかけた風は、力を振り絞って“ファイヤースクリューアクセル”を蹴るのだが……!?

風のフィールド 16巻

オランダ戦の後に病院へ運ばれた南野風(みなみの・かぜ)は、一命をとりとめるも意識が戻らず放心状態のままでいた。そんな彼の心の奥底にあるサッカーへの熱意を感じ取った則子(のりこ)は、風の意識を取り戻すために奔走してワールドカップの優勝トロフィーを風に持たせる。それでも風の意識は戻らず、失意と看病の疲労で足元がふらついた則子は、車が行き交う路上へ倒れてしまい……!?

風のフィールド 17巻

ワールドカップ準々決勝で無失点のキーパー・ダサエフがいるソ連と対戦した日本代表は、左足が重傷でありながらも復帰した南野風(みなみの・かぜ)の“レーザーアクセル”で勝利を決める。この一戦で飛鳥(あすか)と笹本(ささもと)が戦線離脱し、皆が負傷して満身創痍の日本代表イレブンは、その後の準決勝で強豪・イタリアと激突するのだが……!?そしてイタリアと日本の激闘の行方は?最後まで諦めない風に感動する完結巻。読切作品「サマーウインド」も収録。