あらすじ

ユーギニス国第一王女のソフィアは、魔女の前世を思い出した。それは200年前、孤独に国を守り抜いた記憶と、最期に「次の人生は誰かと幸せに暮らしたい」と願った記憶。なのに今の自分はどうみても栄養失調状態でアザまみれ、城の使用人からは「ハズレ姫」と呼ばれている。祖父である陛下に訴えてみて、改善されなかったら王宮を出て生きていこうと思ったのだけど……あれ? 私…意外と愛されている?
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ハズレ姫は意外と愛されている? 1

ユーギニス国第一王女のソフィアは、魔女の前世を思い出した。それは200年前、孤独に国を守り抜いた記憶と、最期に「次の人生は誰かと幸せに暮らしたい」と願った記憶。なのに今の自分はどうみても栄養失調状態でアザまみれ、城の使用人からは「ハズレ姫」と呼ばれている。祖父である陛下に訴えてみて、改善されなかったら王宮を出て生きていこうと思ったのだけど……あれ? 私…意外と愛されている?

ハズレ姫は意外と愛されている? 2

次期女王に指名されたソフィアへ課されたのは、女王就任までに「3人の婚約者(王配)」を選ぶこと。思わぬ宣告に戸惑う日々を過ごしながら、ソフィアはついに学園入学の時期を迎えた。学友との新たな出会いが続く毎日でも、カイルとクリスに対する想いは募るばかりで……「王配になってほしい」ソフィアから伝えられた想いに2人はそれぞれの秘密を告白する――