あらすじ

無事に戻ってきた青森の横綱晴嵐号の子ムサシは、藤原良とヤマト号のいる藤原家で育てることとなった。また立花のたくらみで、ハヤテはヤマトと間違われ、晴嵐号の弟無頼号におそわれてしまう。怒るヤマトは、土俵上、無頼号に牙折りをかけた。次の招待試合は、いよいよ晴嵐号と!!
白い戦士ヤマト 1巻

山形県の山村に住む少年・藤原良は、白い子犬にケンカを助けられた。良は子犬を飼うことを決めたが、野犬の群れが綱を切り、子犬は群れとともに山に歩き去ってしまう。いっぽう村人たちは、野犬の群れによる家畜被害が多発したため、山へ野犬狩りへ向かう事を決める。それを知った良は、子犬を救うため山へ向かうのであった!

白い戦士ヤマト 2巻

藤原良は育てることにした白い子犬が、かつて闘犬界で勇名をはせた吹雪号の子どもであることを知った。そして、子犬をヤマトと名づけ闘犬にしようと決意する。良とともにたくましく成長するヤマトだが、闘犬には禁物のうなり声が激しい。そこでヤマトを大蛇と対決させるのだが…!?

白い戦士ヤマト 3巻

闘犬デビューを勝利で終えたヤマトは、第二戦間近に野犬の頃の仲間・ハブじいさんに特訓をうけた。ハブじいさんは、迷い込んだトラと相討ちしたが、ヤマトに空中殺法をさずけた。悲しみの中で二回戦が行われたが、ヤマトは空中殺法と回転地獄でビックハンターを倒した。が、その時、狂ったようにビックハンターが暴れ出した!!

白い戦士ヤマト 4巻

藤原良と愛犬ヤマト号は、闘犬大会でしりあった小助とブルドック犬・ジャンボといっしょに、闘犬修行の旅にでたが、黒いノイヌの群れにおそわれ、良を助けようとしたジャンボが重傷を負った。しかし、山中の洞穴で黒いノイヌの首領と対決。ヤマトの奮戦で勝利を収めた。小助らと別れ、良とヤマトは家路につくが、その途中で…!?

白い戦士ヤマト 5巻

選抜闘犬大会のあることを知った藤原良は、山形地方大会に愛犬ヤマト号を出場させる。苦戦しながらも決勝に進出し、宿敵ブルーザと対決。両犬ともゆずらず、勝負は北日本大会にもちこまれた。ある日、ひそかに善吉の家へいったヤマトの後を、良がつけていったが……。

白い戦士ヤマト 6巻

藤原良と愛犬ヤマト号は、宿敵ブルーザと北日本大会で再び対決したが、立花年男のやとった男が、鉛玉をヤマトにむかって打ち、セリ声をあげたヤマトは負けてしまう。怒った良は、ブルーザとの野試合を年男に申し込むのだった。

白い戦士ヤマト 7巻

野試合でブルーザを倒したヤマト号と藤原良は、子ギツネの死をきっかけに兄弟犬ハヤテとその飼い主憲一に出会った。しかし、猟犬として育てられてきたハヤテの残酷さにヤマトが怒り、兄弟同士で牙を向け合うことになってしまう…。その後、町でハヤテはブラッキーと戦い牙を折られてしまうが…!?

白い戦士ヤマト 8巻

東北の人気闘犬となったヤマト号は、兄弟犬ハヤテの牙を折ったブラッキーと対決、妖犬ブラッキーの恐ろしい牙折りが待ちかまえていたが、みごと倒し関脇の地位をえた。この試合ぶりをみこんだ闘犬界の長老、四股五兵衛の助言によって、良とヤマトは、いよいよ本場四国へ出発!!

白い戦士ヤマト 9巻

闘犬の本場四国の大会にのりこんだ藤原良と愛犬ヤマト号は、清十郎の怪犬リュウと激突、恐怖の関節技に戦闘不能におちいるが、ヤマト必殺のジョークラッシュが爆発し、両犬あいゆずらず、引き分けに終わった!

白い戦士ヤマト 10巻

藤原良と愛犬ヤマト号は、闘犬の本場四国の大会で横綱土佐王をも打ちやぶる活躍をみせた。しかし、その喜びも束の間、郷里山形では、良の姉アキコの誘拐事件がおきていた。一頭の狼犬と銃をもった少年がアキコを人質にした。ヤマトと良はアキコ救出に急行。どう猛な狼犬と対決するが…!?

白い戦士ヤマト 11巻

藤原良の姉アキコの誘拐事件を無事解決したのも束の間、闘犬大会で、ヤマトを目の仇にしている立花年男のいとこ・真由美とピート号が、ヤマトを抹殺しようとした。だが、良とヤマトの優しさにふれ、冷え切った真由美の心にも変化が…。

白い戦士ヤマト 12巻

藤原良と愛犬ヤマト号は、ピート号の飼い主真由美にまねかれ、青森をおとずれたが、巨大なムササビに襲われる。が、かろうじて難をのがれることができた。そして、大関昇進を確かなものにするため、ヤマトは蔵王無差別級闘犬大会に出場!!

白い戦士ヤマト 13巻

数々の強敵を戦い実力をつけていったヤマト号。蔵王無差別級闘犬大会でも、強豪太郎丸号をやぶり優勝したが、闘犬協会の実力者・立花の妨害にあい昇進できなかった。ついにヤマトは立場なのはなった刺客、ブラックヘッドスナイパーと大関昇進をかけて激突する!!

白い戦士ヤマト 14巻

刺客スナイパーの猛攻をもかわしたヤマト号と藤原良。そしてヤマト号は大関に昇進した。その後、藤原家では青森の横綱晴嵐号の子をひろい、育てていたが、その犬ムサシは、青森へ連れ戻される!

白い戦士ヤマト 15巻

無事に戻ってきた青森の横綱晴嵐号の子ムサシは、藤原良とヤマト号のいる藤原家で育てることとなった。また立花のたくらみで、ハヤテはヤマトと間違われ、晴嵐号の弟無頼号におそわれてしまう。怒るヤマトは、土俵上、無頼号に牙折りをかけた。次の招待試合は、いよいよ晴嵐号と!!

白い戦士ヤマト 16巻

青森の招待試合で、横綱犬と対戦することになったヤマト号とハヤテ号。ハヤテ辛勝の後、ヤマトは晴嵐号と互角に戦ったが、判定で惜敗した。その翌日、ヤマトと子犬のムサシが何者かによって誘拐されてしまった。

白い戦士ヤマト 17巻

ヤマト号と子犬のムサシは招待試合に出向いた青森で、ドッグ・コレクターのたくらみにはまり、誘拐されてしまった!だが、ヤマトは持ち前の知恵と勇気で難をのがれ、二匹は、山形で待つ良のもとへ帰ることができた。しかし、喜びもつかのま、ヤマト打倒をもくろむ立花親子の魔手が迫る!!

白い戦士ヤマト 18巻

ヤマト号打倒に執念を燃やす立花親子は、猛犬レッドキラーをぶつけてきた。試合にのぞんだヤマトは、レッドの必殺技キラーコックに苦戦――突破口は開けるのか!?一方、レッドに片足を奪われた、奥羽の野生犬ホワイトウルフは、軍団をひきつれ、復讐の機会を狙っていた!!

白い戦士ヤマト 19巻

立花親子の放った刺客・レッドキラーをやぶったヤマト号――その強さに目をつけた、どす黒い野望を持つ実業家・刺紋精二は、サファリパーク開園記念闘犬大会に、ヤマトをはじめ多数の名闘犬を招待した。その夜、治療室にあずけられた闘犬たちの前に不気味な武装犬集団が!!

白い戦士ヤマト 20巻

闘犬大会でヤマト号の強さに目をつけた実業家・刺紋精二は、自らの野望達成のために、ヤマトをはじめ多数の名闘犬を誘拐してしまう。刺紋のたくらみに気づいた藤原良たちは、愛犬を救い出そうと、彼の経営するサファリパークに潜入を計るが、警備員にみとがめられ、窮地に―!!

白い戦士ヤマト 21巻

謎の実業家・刺紋精二は、ヤマト号をはじめ多数の闘犬を誘拐し、戦場に送り込む傭兵犬にしたてあげようとする。その企みに気づいた藤原良たちは、刺紋サファリパークに潜入するが捕らえられてしまった。いっぽう、脱出を試みるヤマトは魔犬・砂刃羅と、そしてハヤテたちはソルジャー率いる傭兵犬部隊と激突!!その時、野生犬ホワイトウルフの白い軍団が―!?

白い戦士ヤマト 22巻

闘犬を傭兵犬にしたてあげようとした実業家・刺紋精二の野望は、ヤマト号たちの活躍でついえた。だが、ヤマト打倒をねらう立花親子の陰謀で、東北地区横綱挑戦権をかけた闘犬大会が開かれることになった。無頼犬ばかりが出場する大会――ヤマトは、名闘犬師丸山健吉に伝授されたブーメラン殺法で、第一戦をかざったが!?

白い戦士ヤマト 23巻

ヤマト号打倒をねらう立花親子はさらに陰謀をめぐらし、東北地区横綱挑戦権をかけた闘犬大会を開いた。ヤマトは、すさまじい牙をもったブルータイガーや、様々な闘犬を相手に、ブーメラン殺法などの技で、勝ち進んでいった。ヤマト殺しの刺客犬を、ことごとく倒しているヤマトの前に、今度は鉄鬼面という不気味な相手が現れたが―!?

白い戦士ヤマト 24巻

東北地区横綱挑戦権をかけた大会は、ヤマト号打倒をねらう立花親子の陰謀もむなしく、苦戦を強いられながらも最期はヤマトの優勝で幕を閉じた。ある日、舞原から岡山でのワールドファイティングドック大会の話がまいこんできた。藤原良とヤマトはすぐれた闘犬たちを目の前にしたが。

白い戦士ヤマト 25巻

藤原良と愛犬ヤマト号は、岡山でワールドファイティングドック大会の話があり参加した。ヤマトは一、二戦と海外から訪れた強敵を相手に、機転と大技で勝ち進んでいった。打倒ヤマトの一念で飛び入り参加をした立花年男とビルダーは、不気味な存在であったが!?

白い戦士ヤマト 26巻

ワールドファイティングドック大会に参加したヤマト号は、王者ロンドーをやぶったビルダーと争いかったものの、立花年男のビルダーに対する態度に怒り噛み付いた。この事で、ヤマトは闘犬協会を追放されかかるが……。そして、闘犬協会に復讐を誓う闘犬あらしの海王が藤原家で飼っている子犬ムサシに重傷を負わせる!!高橋よしひろが描く、闘犬たちの熱き戦いの物語ついに完結!