『ガンダム』の人気敵役、シャア・アズナブル。その謎とされてきた『Z』にいたるまでの「空白の7年間」を北爪宏幸が独自の解釈を交え描く。
アクシズ過激派の独走により、連邦軍との戦闘が開始された。時を同じくして行われたミネバの王位継承式で、ハマーンは兵士たちに演説をぶち、自ら戦場に身を投じる。初実戦のハマーンをシャアは守れるのか!?
熱い情熱に突き動かされるように戦うハマーンは、その勢いのあまり単機で敵陣深く迷い込んでしまった。そんな彼女を救うべく、ゼロ・ジ・アールに乗り込むシャアだが、その戦場で彼が見た物は--!?
捕虜として囚われていた連邦軍兵士が脱出を図った。アクシズのコンピュータシステムが乗っ取られ、閉じこめられたジオン兵たち。ハマーンは、そしてシャアはどうする!?
連邦軍捕虜に占拠されてしまったアクシズ。捕虜の脱走を阻止すべく再びMSで出撃したハマーンだったが、敵に捕らえられてしまう。ハマーンの危機を察知したシャアは急ぎ救出に向かうが…。ゼータ先史第5巻!
連邦軍捕虜の脱走を阻止すべく再びMSで出撃したハマーンは、この戦いを通してパイロットとして生きる決意を固める。一方、マハラジャの失墜を狙うエンツォは、今度はオクサーナを利用して、陰謀を画策する。
髪を切り少女だった自分と決別し、アクシズの為に生きる決意を表明するハマーン。エンツォの企みとも知らず、シャアと共にサイド3視察の旅路につくが、世話役として同行するナタリーに、エンツォの影が…。
救援に駆けつけたジオン残党軍のジェラルド少尉の協力によって、連邦軍との戦闘を切り抜けたシャアたちは、無事に中継基地に到着。しかし安堵する間もなく、連邦軍による中枢基地襲撃を阻止するために出撃することに
ジオン中枢基地を連邦軍の襲撃から救った後、シャア達一行はジオン共和国へ到着する。しかしその間にアクシズでは強硬派の動きが活発化し、さらにマハラジャ提督が倒れてしまう。
独立同盟同志の危機を察知したシャアは、かつての「黒い三連星」のザクで出撃。その戦闘中、ハマーンはパイロットの意識と同調し精神に混乱をきたす。一方アクシズではエンツォ大佐によりハインツ少佐が暗殺される。
些細なことから心に深い溝が生まれてしまったシャアとハマーン。アクシズからの緊急連絡に急遽帰投が決まった最後の夜に、シャアとナタリーはついに結ばれる一方、孤独なハマーンに強硬派の魔手が伸びていた。
ジオン共和国でのトラブルで男性不信に陥ったハマーン。その一方でシャアとナタリーは絆を深めていた。シャア一行がアクシズに帰り着く寸前、穏健派と強硬派の間でついに開戦の火蓋が切られていた。
ついに勃発した穏健派と強硬派の戦闘の最中にアクシズに帰投したシャア達。エンツォ大佐を捕縛し戦いは終結するが、NTとして覚醒したヤヨイの命が戦闘により散っていった。
ナタリーを見殺しにしたハマーンと、強硬体制になったアクシズを見放したシャアは、ついに地球圏へ。そして地球連邦軍のクワトロ・バジーナの軍籍を入手し、新たな活動へと身を投じていく。