あらすじ

地底に巨大円盤を見た!――笹鳴(ささなき)町の観光地、竜ヶ背洞(りゅうがせどう)。しかしその地下には広大な空間が広がり未知の巨大文明があるという。その真偽を確かめるべく、洞窟に足を踏み入れた我々探検隊を待ち受けていたのは、白骨死体、吸血生物、そして謎の巨大生物だった!数々の苦難に打ち勝ち、突き進む我々探検隊を奈落の底に突き落とした衝撃の事実とは!?そして、光射さぬ最深部で探検隊が目にしたモノとはいったい……!?
怪物王女 1巻

血の一滴は、生命の雫――。平凡な少年、ヒロは交通事故によってその命を失う。謎の少女「姫(ひめ)」の血を飲むことによって、ヒロは死から生還する。しかし、不思議な血の力によって蘇った少年を、血の戦士としての戦いが待っていた。「姫」は怪物と呼ばれる異形の者たちの頂点に立つ王族の一員だったのだ。王位をめぐる、血を分けた兄弟姉妹による殺戮。策謀と憎悪の渦に、姫とその血の戦士となったヒロは飲み込まれていく。

怪物王女 2巻

誓え、血の忠誠を。――血の戦士として、姫(ひめ)に仕えることになったヒロ。そして彼は否応なく王族の熾烈な闘争に巻き込まれていく。その闘争の中、彼は様々な異形の者たちと出逢う。人狼族、吸血鬼、人造人間……ある者は味方、ある者は敵として……彼らとの出逢いが彼の心に様々な影響を与えていく。そして、ヒロは自分には戻る道がすでに無いことを知る。だが、「姫」の戦いは、絶えることなく続くのだ。

怪物王女 3巻

血の華よ、咲き誇れ。――闇に棲む、怪物と呼ばれる異形の者たち。そのすべての上に君臨するのは、王族。王族の一員である姫(ひめ)は、王位をめぐる争いの渦中にいる。姫の血を飲み、不死身を得た少年ヒロは姫に仕える血の戦士となる。姫を襲う、様々な刺客。太古の王、首無し騎士、コウモリ蜘蛛、幽霊船……。過酷な戦いをくぐり抜けた姫の前に現れたのは、血を分けた兄だった……。姫と血の戦士の戦いはまだ終わることを知らない。

怪物王女 4巻

血の海を進め。――怪物と呼ばれる異形の者を統べる王族。その次代の王を決定する闘いは、いまだに終わることを知らない。殺し合う、兄弟姉妹。血を分けた王族によって張り巡らされる陰謀、策略。姫(ひめ)とその血の戦士であるヒロは、次々と現れる刺客を迎え撃つ。平凡な少年だったヒロは、少しずつ戦いに慣れていく。しかし、敵は王族だけではなかった。強大な吸血鬼が王族の血を狙っていたのだ。

怪物王女 5巻

断て、血の宿命を。――すべての怪物の上に君臨する王族。その頂点である王位をめぐり、血を分けた兄弟姉妹による殺し合いが続いている。偶然から、王族の一員である姫(ひめ)に血の戦士として仕えることになった平凡な少年ヒロ。届けられた情報をもとに、姫とヒロたち一行が向かったのは平凡な田舎町だった。しかしそこに一行を待っていたモノとは、王国の禁を破る存在、死霊だった。

怪物王女 6巻

今、闇の王国は揺れている。次代の王を決定する戦いが続いているのだ。血を分けた兄弟姉妹が最後の一人になるまで続く、殺し合い。その渦中にいる姫。偶然から姫に仕えることになった少年、ヒロ。彼は、姫とともに様々な奇怪な事件に巡り合う!怪物監獄!UMA探索!複製植物!幽霊トラック!――ヒロは見る、どんな窮地にも笑みを浮かべて立ち向かう姫の姿を。

怪物王女 7巻

己が血に問うてみよ!闇に棲む、怪物と呼ばれる異形の者たち。そのすべてに君臨するのは、王族。王族の一員である姫は、王位をめぐる争いの渦中にいる。姫の血を飲み、不死身を得た少年ヒロは、姫に仕える血の戦士になる。姫とその一行が遭遇する奇怪な事件。呪殺音楽!学校怪談!邪神族!雪男!そして、巨大怪獣!姫と血の戦士の戦いはまだ終わる事をしらない。

怪物王女 8巻

目覚めよ、血の盟約に。数多の怪物たちの頂点に立つ存在、王族。その王族の一員である姫は、王位継承権争いの只中にいる。姫の血を得て不死身となった少年ヒロは、血の戦士として姫と共に歩んでいく。血で血を洗う王族の継承権争いは、謀略、同盟、様々な思惑が交錯し、混沌を極めていく。そして戦いの中、姫に命の危機が訪れたその時、ヒロの血の戦士としての才能が覚醒する。

怪物王女 9巻

下せ、血の決断を。怪物と呼ばれる異形の者たちを統べる王族。その王族の一員である姫は、次代の王を決める戦いの最中にいる。姫の血により不死身となった少年ヒロは、姫を護る血の戦士として王族同士の戦いに巻き込まれていく。幽霊列車、温泉郷、過去の王国。様々な場所で敵と対峙していく中で、ヒロは戦士として成長し、姫からの信頼を厚いものにしていく。しかし、姫の王位を巡る戦いの終わりはまだ見えることはない。

怪物王女 10巻

血の深淵を覗け。怪物と呼ばれる異形の者たち。その全てを統べる王族。王族の一員である姫は、新たな王を決める戦いの渦中にいる。姫の血により不死身を得ることとなった少年ヒロ。ヒロは王座を巡る戦いに巻き込まれ、怪物の世界、王族の秘密、そして王位継承権争いの謎を知っていく。しかし、その深淵を計りきることはまだできない。

怪物王女 11巻

血を分けた兄妹間の闘争激化!!血に飢え、彷徨うがよい。――怪物と呼ばれる闇の住人たち。その全てを治めるのは王族である。王族の一員である姫は、王位を争う戦いの渦中にいる。姫の血を受け、半不死身の血の戦士となった少年ヒロ。ヒロは姫と共に戦いの中に身を投じていくことになる。兄の凶弾、姉の謀略。兄弟たちからの攻撃はとどまる事を知らない。そして再び姿を現した邪神族・南久阿(なくあ)。姫と血の戦士の戦いに休息はない。

怪物王女 12巻

幾歳の血脈。――闇に棲む異形の存在、怪物。その全てを統べる王の後継者の一人である姫は、王位争いの最中にある。姫の血を受け、半不死身を得た少年ヒロは、姫と運命を共にする決意をする。謎の知的生命体、猟奇殺人の脅威、そして血を分けた兄弟による策謀。姫と血の戦士の闘いに暮れる日々は明ける事をしらない。

怪物王女 13巻

その血は闇、生命は炎。――闇の住人、怪物。その全てを束ねる王族の一員である姫は、世継ぎを決める兄弟間の争いの只中にいる。姫の血により半不死身となった少年ヒロは、血の戦士として姫とともに戦いに臨むこととなる。海底神殿の謎、死者再生の秘術、それらを結ぶ王族の秘密とは。姫と血の戦士の前に、深き闇が横たわる。

怪物王女 14巻

血は記憶、時のまどろ。――闇に棲む異形の者たち、怪物。彼らを統べる王の世継ぎは、血で血を洗う兄弟間の争いで決まるという。第二王女の姫は、王位継承権争いの渦中にいる。姫の血により半不死身の身体を得た少年ヒロは、姫を守る戦士となった。地平の彼方から黙示録の軍勢が迫る。追憶の彼方から牙を向ける者がいる。未知の脅威を退けた先に、この争いの勝者は立つ。

怪物王女 15巻

地底に巨大円盤を見た!――笹鳴(ささなき)町の観光地、竜ヶ背洞(りゅうがせどう)。しかしその地下には広大な空間が広がり未知の巨大文明があるという。その真偽を確かめるべく、洞窟に足を踏み入れた我々探検隊を待ち受けていたのは、白骨死体、吸血生物、そして謎の巨大生物だった!数々の苦難に打ち勝ち、突き進む我々探検隊を奈落の底に突き落とした衝撃の事実とは!?そして、光射さぬ最深部で探検隊が目にしたモノとはいったい……!?

怪物王女 16巻

古き、大いなる血の覚醒。――異形なる闇の住民、怪物。彼らの頂点に立ち、全てを統べるは、王族。その王座は血を分けた兄弟による闘争に勝ち抜いた者が座するという。争いの渦中にある第二王女・姫の血を受け、少年ヒロは不死身の戦士と化す。孤立した街で仕組まれた、感染爆発。再び蘇る、呪われた爆弾の脅威。王族による秘められた陰謀が、姫と血の戦士に立ちはだかる。

怪物王女 17巻

血は誓約、死の制約。――闇に潜む異形の者、怪物。彼らの統治者たる王族。その一員である姫は兄弟間の血塗られた王位争いの渦中にいる。少年ヒロは、姫の眷族・血の戦士として戦いの日々を過ごす。謎の集落に巣食う不死の襲撃者。異星の細菌が生み出した異常生態系。姫と血の戦士は超常なる力を退け王座へと辿り着けるか。

怪物王女 18巻

汝に血の裁きをくだす。――闇に潜む異形の住人、怪物。怪物たちを統べるは、王族。第二王女である姫は、次代の統治者を定める闘争の渦中にいる。姫の血を受け半不死身になった少年ヒロは、姫に仕える血の戦士になる。異常生態系での決戦。怪談が引き起こす惨劇。そして、姫と血の戦士の魂に裁定がくだされる。

怪物王女 19巻

永遠なる血脈、その深淵へ。――闇の異形なる住民、怪物。その支配者・王族の第二王女たる姫は、王位争いの只中にある。姫の血を得て不死身となった少年ヒロは、血の戦士として姫とともに闘いの日々を過ごす。何者も逃れ得ぬ、魂の裁定。鉄の掟が支配する、死の闘技場。王位継承の真相が明らかになる中、姫と血の戦士たちの闘いは、ついに最終局面を迎える。

怪物王女 20巻

王を継ぐ闘争、その終幕。――闇に棲むもの、怪物。怪物たちを統べるもの、王族。第二王女・姫は、次なる王を定める争いの渦中にいる。姫より血を授かり半不死身となった少年ヒロは、血の戦士として戦いに臨むことになる。紅い大蛇が支配する街。時空を超えし、最終決戦。立ち塞がる、最強の敵。姫と血の戦士たちの永き闘争についに幕が下ろされる。