花火師になる夢を叶えるため日々、すべてを注ぎ打ち込んできた絢音。その甲斐あって、彼女の花火作りの情熱とセンスが周りの職人たちに認められるようになってきた。そんな絢音に突然降りかかった恋人・修一と親友・瑞希の「裏切り」。ショックではあったが、残った最後の真実である「花火師になる」ため、よりいっそう仕事に打ち込んでいく…。そんな絢音のもとに苑子が現れ、職人・朱雀に対する複雑な想いをぶちまけ、絢音も自身が秘めていた真実を苑子に話す。そして物語は急速に動き出し、登場人物すべての糸が大切につながっていく…。感動のクライマックス! 望月玲子先生がお贈りする花火に魅せられた女性とその家族が彩り織りなす感動のヒューマン&ラブストーリー、最終巻(全3巻)!!